「土木土工のスペシャリスト!得意技は、床掘・掘削・埋戻!」
・バックホウ・オペとは?
土木工事を中心とする、建設機械の運転の専門家。
しかし、
専門と言っても土木工事の性格上、機械の運転ばかりではなく、普通作業員の仕事も出来なければならない。
割合で言うと半々ぐらいなので、比較的にバランスのとれた職業ともいえる。
おもに運転する建設機械はバックホウが中心であり、それ以外の建設機械にはあまり乗ることはない。しいとして挙げるなら搭乗式の振動ローラーや、不整地運搬車ぐらいである。(※要資格必要)
※バックホウ0.25m3 地球連邦軍E.F.F.MOBILESUIT-GUNTANK VERSION
- 1.職業(バックホウ・オペの仕事)
- 2.能力(バックホウ・オペの強さ)
- 3.装備(バックホウ・オペの装飾品)
- 4.特技(バックホウ・オペの得意技)
- 5.特長(バックホウ・オペの性格)
- 6.転職(バックホウ・オペの将来)
- 7.総括(バックホウ・オペのまとめ)
1.職業(バックホウ・オペの仕事)
一般土木で「普通運転手」の基本的な仕事内容を解説!
基本のステータス
名前:バックホウ・オペ
LEVEL:3(経験年数3年以上)
HP:20(さいだいHP:100)
MP:0(さいだいMP:100)
経験値:1095(次のレベルまで365日)
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業界:建設業
種族:土木系(総合業種)
業種:一般土木(正式名:土木一式工事業)
職業:運転手(正式名:一般運転手)
階級:普通の位
おもな作業の内容
一般的な土木の運転手。その仕事内容を紹介しよう。
【土工の作業】
土工の掘削に、擁壁・ブロック積の床掘、排水構造物の床掘などの作業をする時のバックホウの運転。
【運搬の作業】
中型運搬車両の運転、もちろん2t級ダンプトラックの運転も含む。それと自社の回送車を使っての重機の運搬。
【吊荷の作業】
移動式クレーン仕様のバックホウを使った構造物や資材の吊荷作業。
【人力の作業】
建設機械を使った作業がない時、普通作業員の「まねごと」というか本業。
気になる給料の中身
赤裸々に告白!給料袋を大公開!
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすくアルバイト感覚でも大丈夫な存在。用事があったら意外と休めるが、もちろん給料はもらえない。
・賃金形態:日給制
時給制の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年52日。
計算すると出勤日数は、年間313日(月26日)の出勤日数となる。
【きほんの給料】
・給与:年376万円(月31万円)
日給は一日12,000円の日当がもらえる。
時給にすると1500円で、建設界の普通作業員より高い水準の賃金(作業員の1.2倍、キャバ嬢の半分以上)がもらえる。
計算すると、年間で313日×12000円=376万円、月給は月26日×12000円=31万円。となる。
・残業:年11万円(月9000円)
一般土木の場合、公共工事が主な元請け工事であるため、残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、年60時間×1500円×1.25倍=年9万円、月9000円なり。
・休出:年0円(月0円)
休日出勤や、夜間作業はほとんどない。あっても緊急災害の出動で年1回くらい。なので無視。
・賞与:年10万円(1回5万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では、年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。ごくまれに寸志として、5万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収397万円(月給33万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-14万円(月-1.2万円)
土木工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然休みとなる。計算すると、天候による休みは年365日×0.3割=12日となる。
・連休による休み:年-18万円(1回-6万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-73万円(月-6.1万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約20%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収292万円(月給24万円)
額面の年収397万円(月給33万円)
年間の差額 -105万円(月間-9万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(バックホウ・オペの強さ)
一般土木の「普通運転手」に必要な、いろいろな基本能力値と解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:18ポイント(60ポイント中)
0■■■■■□□□□□□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力:3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。バックホウの操作レバーを動かせればよいが、作業員のマネごとをしなければならないので、多少の力は必要。
うでまえ(技前)
技:5 ★★★★★☆☆☆☆☆
操作技術の高さのこと。建設機械の操作という技のことなので、いろいろな建設機械に乗れる「うでまえ」は必要である。
たいりょく(体力)
体:3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。キャビン式のバックホウの運転時は、エアコンが効くので体力の消耗はあまりない。が、作業員もしなければならないので、多少の体力は必要。
かしこさ(賢さ)
賢:1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。基本的に床掘作業は、監督の指示のもとで作業するので、あまり頭は必要ない。
すばやさ(素早さ)
速:3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。一般成人並みの動きができれば、それでいい。
こころのつよさ(心の強さ)
心:3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
精神力の強さのこと。監督の指示に従っていればいいので、気楽ではある。しかし接触事故には気を付けなければならない。
3.装備(バックホウ・オペの装飾品)
一般土木の「普通運転手」が、現在装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【手動系】
鍬属性:鉄のカキ板
鋤属性:鉄の剣スコ
【機械系】
掘削属性:8t級のバックホウ
掘削属性:0.3m3掘削バケット
掘削属性:0.3m3法面バケット
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:小綺麗なヘルメット
【籠手系】
手の保護:新品の汚れてない軍手
【鎧系】
体の保護:あまり汚れてない作業服
【甲掛系】
足の防護:マジックテープ式の安全靴
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:合成革製のくぎ袋
【工具系】
装飾品:手動式のグリスポンプ
装飾品:勾配器
【乗物系】
専用車:ダンプトラック(2t~4t)
4.特技(バックホウ・オペの得意技)
一般土木の「普通運転手」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【運転技:車両系運転】
難易度:2 ★★☆☆☆
バックホウにブルドーザ、タイヤショベルにトラクターショベル。はたまた、超大型30tクラスの重ダンプまで、ありとあらゆる建設機械を操縦できる技。とりあえずは平均程度は乗れるようになろう。
【運転技:サイドミラーバック】
難易度:3 ★★★☆☆
ダンプトラックの後進(バック)の時に、後ろを直視しないで左右のサイドミラーのみでバックする技術。土木系の運転手として当たり前の技。
【操作技:レベル掘り】
難易度:3 ★★★☆☆
土工作業のバックホウ床掘の時、己の眼と勘のみで水平に掘っていく技。この技を覚えることができれば、監督がレベルを見なくていいので、測量作業が軽減される。
できれば覚えたい特殊技
【操作技:水平移動】
難易度:4 ★★★★☆
土木工事では特に多い作業で、移動式クレーンのバックホウを使い吊り荷を水平に運ぶ運転操作の技。アームクレーンの特性上、斜め方向の水平移動は難易度が高い。なお、この作業には資格が必要である。
取っておきたい資格術
【技能講習:車両系建設機械運転(整地等)】
難易度:2 ★★☆☆☆
車両系建設機械(整地等)運転技能講習の修了証のこと。そもそも、この資格がないと工事現場では建設機械に乗せてもらえない。できることなら、この資格獲得時に移動式クレーンも取りたい。
【技能講習:小型移動式クレーン運転】
難易度:2 ★★☆☆☆
小型移動式クレーンの修了証のこと。これで移動式クレーン仕様のバックホウを操作することができる。ちなみに吊り上げ荷重5トン未満のモノに限る。
【国家資格:2級建設機械施工技士】
難易度:3 ★★★☆☆
建設機械系の資格・免許の中では意外に簡単に取れる資格。幻の資格ではなく、実際に存在する「国家資格」である。
5.特長(バックホウ・オペの性格)
一般土木の「普通運転手」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・土木工事のオペレータは機械作業が半分、人力作業が半分のような仕事なので、同じ作業が苦手なひとには向いている。
・キャビン付きのバックホウが使える現場では、エアコンがついているので快適に作業ができる。
・0.3m3級のバックホウを操作していると、少しだけ自分が「大きく」なったように思える。
悪いところ
・建設機械の振動は、腰に直接負担がかかるので、腰痛持ちには少しつらい。
・暑い日に、バックホウの窓やドアをしめ切って作業していると、ほかの作業員から白い目で見られる。寒い日も同様。
社会的地位
・階級:ブルーカラー(下流階級)の貧困層
土木工事の運転手とは言っても、建設業界の中では下流階級の最下層に分類される。社会的に土木の作業員・運転手・職人の地位はさほど変わらない。「どんぐりの背比べ」である。世間的には「底辺」と思われているようだ。
生き残り
・外国人達に仕事を奪われる確率:10%
・人工知能に仕事を奪われる確率:0%
【ICT技術の全面的な活用(土工)】の導入により、建設機械の情報化施工や無人化が始まり、オペレータの仕事が激減する恐れがあります。ただし、小規模の土木工事に関しては、まだまだ時間がかかりそうです。
6.転職(バックホウ・オペの将来)
一般土木の「普通運転手」の職を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
一般土木の普通運転手【バックホウ・オペ】なって職を極めよう。
・なる方法1:建設機械に運転に興味があるので、自ら進んで「車両系建設機械」の資格を取りに行く。
・なる方法2:先輩運転手を「よいしょ!」して、建設機械に乗せてもらう。
そのあと・・・
レベルを上げて上級職に進化しよう!一般土木の上級運転手【スーパーオペレータ】にクラスチェンジ。
・なれる条件1:やはり最低でも5年以上は必要
・なれる条件2:土木作業員の普通職の特技を習得する。
・なれる条件3:おだやかで純粋な心を持っていると、突然怒りによって目覚める。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・オススメ転職先1:一般土木の神級職人【伝説の土方棒心】になる。まずは職人になり、そのあと作業員、運転手と職を極めるのだ!
・オススメ転職先2:一般土木の普通監督【2級土木の施工技士】になる。志高き勇者は、現場監督という「いばらの道」を進むのだ!
7.総括(バックホウ・オペのまとめ)
総括という名のぼくの感想。
まとめてみた。
この一般土木の運転手の職業を選ばれた皆様。
誠にありがとうございます。
土木工事の職業の中で、一番いいポジションの職業でございます。
誠に、誠に、おめでとうございます。(ぼくの個人的な感想ですけど・・・)
しかし!
競争率はものすごく高いです。頑張ってください。
機。
・一般土木の会社の中を見てみる。
・ほかの一般土木の仕事ぶりを見てみる。