ケンセツクエスト~建設界の神々の職業を求めて~

【伝説の土木職人】に【あこがれの現場所長】や【幻の事務員秘書】など・・・さまざまな建設業の業種と職業の紹介!

一般土木工事の会社!【金地色のシビル・エンジニア】とは?どういう業種?

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「土木の業(わざ)に魅せられた勇敢なる者。ようこそ!」

 

金地色のシビル・エンジニアとは?

建設業界の【土木系】の種族に属し、一般的な土木の業(わざ)を持って、土木工事の完成を請け負う者の総称。

シビルエンジニア(公共の技術屋)と呼ばれ、小規模な公共工事をおもに扱い、工事の施工管理の業と、土工とコンクリートの業を得意とする。

主に、人間が生活するために必要な、社会基盤を整備することを生業(なりわい)とし、その中でも、市や県が管理する道路工事や、市や県が管轄の河川工事、そして、小規模の災害復旧を主な戦場として戦っている。

また、

「大地」系の属性で「金」の色を好むと言われる。

 

【一般土木工事の会社の目次】

 

 

1.任務~一般土木工事の内容~

【一般土木工事業】という任務を遂行する者の仕事内容など。

 

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基本情報

業界:建設業 0301

種族:土木系

業種:一般土木工事業

許可の規模:一般

許可の種類:土木工事業

一般土木工事業の特長

小規模な公共工事を元請けし、自社の直営班で、管理から施工までを引き受ける「総合工事業」と呼ばれる業種である。

工事全体の施工管理を得意とし、着工の準備から完成引き渡しまでの、すべてを行う監督的業種。

その中でも専門業種は、土工、コンクリート工である。

公共の土木工事の種類は、とにかく多く、初めて施工する工事に出会うことも、珍しくないのが特長だ!。

公共工事と民間工事の比率

受注のほぼ9割を公共工事に依存するので、民間工事の仕事はほとんど期待できない。また、元請け工事が主体となるが、下請け工事での受注で、土木工事を一式丸ごと請け負うことも多い。

公共工事の比率:90%

民間工事の比率:10%

元請けと下請けの割合

公共工事の発注者から直接工事を請け負うので、元請けになる確率が非常に高い。

元請けの率:70%

下請けの率:30%

自社施工と外注施工の割合

自社施工が基本で、直営部隊(1班から3班)で工事が行われる。外注施工には、自社では施工できない舗装工、法面工などがある。

直営施工の割合:80%

外注施工の割合:20%

メインとなる土木工事の種類と割合

主に道路改良工事では、道路土工に始まり、擁壁工や、石・ブロック積工、排水構造物工、カルバート工など。

河川改修工事では、河川土工に始まり、護岸基礎工、法覆護岸工、擁壁護岸工などがある。

それと、小規模な災害復旧の工事。

その他の範囲が広くて工事も多く、海岸整備や、砂防・地すべり対策、公園、下水道、上水道など、いろんな幅が広すぎる種類がある。

道路の改良工事:30%

河川の改修工事:20%

小規模災害復旧:10%

その他いろいろ:40%

 

 

2.基地~一般土木会社の能力~

それでは一般土木の会社内部を分析してみよう!

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規模力:Bランク

会社の規模はあまり大きくはなく、年間の売上高が1億円以下で、一つの工事の請負金額が5000万円以下の工事をする者。自社の直営班で工事を終わせる【小規模】な土木工事を得意とする。

設備力:Sランク

建設機械やダンプトラックなど自社で保有することが多いので、設備力は高い。しかし最近は、リースすることが多くなり自社で保有する業者が少なくなっている。

人員力:Aランク

自社の施工班を使った土木工事が得意で、外注となる下請け業者をあまり使わないので、現場作業員の数を必要とする。

資金力:Aランク

公共工事が主で、発注者が官公庁なので、「工事代金の未払い」ということはまずない。意外と資金繰りが楽である。

総合力:SSランク

土木一式工事と呼ばれる「総合的な施工管理」を得意とし、専門工事業者を率いて、すべての土木工事を完成させる業を持つ。

専門力:Bランク

土工とコンクリート工が得意な工種であるが、工事の種類が多く、「広く浅い」知識と技術しか持ってないので、あまり専門力はない。

 

 

3.組織~一般土木業者の系譜~

一般土木の任務を【遂行】するのに必要な職業と階級を紹介!

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一般土木の経営者(事務系)

土木会社を始めるにあたり、必ず一人は必要な会社の長である。社長の階級には4つの位が存在する。

神級社長の【グループ会社会長】

上級社長の【金持ちのワンマン社長】

普通社長の【一般の会社社長】

初級社長の【起業したての創業者】

一般土木の役員(事務系)

会社の規模によっては一人もいないこともある。一般的に土木会社では、社長の息子が役員になることが多い。また、公共工事では事務的に仕事が取れるので、民間工事のような営業はない。したがって役員が兼任することが多い。

神級役員の【やとわれ社長】

上級役員の【なんにも専務】

普通役員の【公共土木の営業部長】

初級役員の【社長の息子の常務】

一般土木の事務員(事務系)

公共工事では、役所との事務的な処理が多く、一人は必ず必要。社長の奥さんが事務員をすることが多い。

神級事務員の【幻の秘書】

上級事務員の【総務のキャリアウーマン】

普通事務員の【平凡なオフィスレディ】

初級事務員の【はじめての事務員】

一般土木の監督(現場系)

この人たちがいなければ、工事現場は回っていかない。会社に規模にもよるが、2人以上は欲しいところ。そして、監督にも階級があり、4つの位が存在する。

神級監督の【あこがれの現場所長】

上級監督の【強兵の土木技士】

普通監督の【並みの土木現場員】

初級監督の【なんちゃって現場代理人】

一般土木の職人(現場系)

自社で施工を行うには、最低一人は欲しい職業。土木作業のスペシャリストだ! 主にブロック積工、左官工、石積工を得意とする。

神級職人の【伝説の棒心】

上級職人の【監督っぽい土方】

普通職人の【何でも屋の多能工】

初級職人の【土木職人見習い】

一般土木の運転手(現場系)

建設機械の運転を得意とする職業で、土木現場には欠かせない。特にバックホウの操作技術は必須だ!

神級運転手の【スーパーオペレータ2】

上級運転手の【スーパーオペレータ】

普通運転手の【建設機械・オペ】

初級運転手の【ミニユンボ・オペ】

一般土木の作業員(現場系)

土木工事で言うところの「現場で戦う兵隊たち」。多ければ多いほど良いが、現場が赤字になることも。1班の中に最低2人は欲しい。階級は4つの位プラス、1つの番外編が存在する。

神級作業員の【伝説の土方】

上級作業員の【ベテラン土方】

普通作業員の【いわゆる土方】

初級作業員の【未経験の土方】

番外作業員の【外国人実習生】

 

 

4.資格~一般土木の業に必要な証~

一般土木工事の【業】を使うにあたり最低限必要な免許や資格!

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建設業の許可

土木工事業(総合)

必要性:5 難易度:4

この許可を取らないことには、土木業者を名乗れないほど重要な許可。

道路工事や河川工事を、一式で請け負うことができる許可で、業種で言う所の「監督的な許可」である

ちなみに規模は一般建設業の許可で十分事足りる。

 

とび・土工工事業(専門)

必要度:4 難易度:3

土木工事業者が得意とする土工・コンクリートの工事ができる「職人的な許可」である。ちなみに小規模な工事が多いので一般建設業の許可で十分。

 

施工管理系の資格

2級土木施工管理技士(国家資格)

必要性:5 難易度:4

公共工事の主任技術者になるのに必ず必要な資格。これを持つことにより監督として認められる。また、2級土木で足りるので、無理して1級土木を取る必要はない。

 

2級建設機械施工技士(国家資格)

必要性:5 難易度:3

その威力は2級土木に匹敵し、2級土木より簡単な、裏技的な資格。土木の監督になりたい方にはお勧めである。

 

2級建設業経理士(公的資格)

必要性:3 難易度:5

土木の事務員たるものが取っておきたい資格のひとつで、経審の点数アップに欠かせない資格。

できれば、1級の資格が欲しところだが、一般の小規模な会社ではあまり見たことがない。

 

現場作業系の資格

車両系建設機械の整地等用(技能講習)

必要性:5 難易度:2

言わずと知れた、3t以上のバックホウの運転免許。この資格を持たないと、土木の運転手にはなれないし、そもそも工事現場では役に立たない。また、3t未満の特別教育の免許があるが、全くもって役に立たない。

 

車両系建設機械の解体用(技能講習)

必要性:3 難易度:2

ブレーカーなど器具を使って構造物を取り壊す、建設機械の運転免許。バックホウほどではないが使用頻度は高い。

 

小型移動式クレーン運転(技能講習)

必要性:5 難易度:2

クレーン機能付きのバックホウの普及により、吊り上げ作業には必ず必要な資格。土木の運転手になる者は、持っておきたい資格である。ちなみに5t未満の技能講習で良い。

 

玉掛作業(技能講習)

必要性:5 難易度:2

土木の作業員と職人を目指すものには必須の資格。熟練すると「ワイヤロープの魔術師」と言われる。また特別教育の1t未満の玉掛は、あまり役に立たない。

 

不整地運搬車運転(技能講習)

必要性:2 難易度:2

「キャリアダンプ」と呼ばれるクローラ式の運搬車の運転免許。戦車なみの機動力で、どんな悪路でも突き進んでいく。1t未満の特別教育があるが、土木工事には1t以上の技能講習が必要。

 

ローラーの運転(特別教育)

必要性:3 難易度:2

締固め用の建設機械の運転免許。工事の範囲の広い土木工事では、3tクラスのタイヤローラーを使うことがよくある。

 

アーク溶接作業(特別教育)

必要性:1 難易度:1

段取り筋の溶接、セパの溶接など、ちょっとした溶接に便利な資格。特別教育なので、簡単に取得できる。

 

研削といしの取替試運転(特別教育)

必要性:1 難易度:1

「こんな資格があったのか」というような、影の薄い資格。持っておいて損はないだろうが・・・

 

作業主任者系の講習

地山の掘削作業主任者(技能講習)

必要性:5 難易度:2

掘削面の高さが2m以上となる、地山の掘削作業で必要となる資格。土工を得意とする土木業者には必須だ!

 

土留め支保工作業主任者(技能講習)

必要性:2 難易度:2

一見土木工事に必要と思われるが、意外と使いどころがない資格。

 

型枠支保工作業主任者(技能講習)

必要性:1 難易度:2

型枠に使用する支保工の組立解体の資格。一般に3.5m以上ある型枠工事は、下請け業者にお願いするので、案外使いどころがない資格でもある。

 

自動車系の免許

普通自動車運転(免許)

必要性:5 難易度:1

土木でよく使う、軽トラック、ダンプトラックの運転に欠かせない運転免許。なお、現場ではオートマ限定の運転免許は役に立たない。

 

中型自動車運転(免許)

必要性:5 難易度:2

3tや4tクラスのダンプトラックや、4tクラスの回送車を運転できる免許。もちろん土木には必要だ。

 

大型自動車運転(免許)

必要性:1 難易度:3

小規模の土木工事では、あまり使うことがない大型免許。運転手を目指す方にはお勧めだが・・・

 

 

5.格納庫~大きな機械の倉庫~

一般土木工事の【武器】であり、最も活躍する建設機械や工事車両の種類!

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建設機械系

整地用の機械:活躍度:△

土木工事といえば「ブルドーザ」と思われるが、小規模な一般の土木工事では、バックホウで代替できるので、ほとんど使われない機械である。

2~6tクラスのブルドーザ

 

運搬用の機械:活躍度:○

未舗装道路での作業が多く、雨降り後の悪路を走行するのに、クローラ型の運搬車は大活躍する。

1~6tクラスの不整地運搬車

 

掘削用の機械:活躍度:◎

土木の代名詞である通称「バックホウ」。この機械と土木工事は切っても切り離せない関係だ。しかも移動式クレーン仕様のバックホウが主流である。

ミニショベル(0.1~0.2m3クラス)

バックホウ(0.3~0.7m3クラス)

 

締固用の機械:活躍度:◎

土工事や基礎工事で活躍する転圧機械。どれも土工には欠かせない機械。

振動ローラー

タンピングランマ

プレートコンパクター

 

解体用の機械:活躍度:△

既設構造物のコンクリート破壊に必要な油圧式ブレーカー。使用頻度はそこそこで、リースで借りることが多い。

ブレーカー付のバックホウ

 

工事車両系

運搬車:活躍度:◎

土砂や石材、資材をのせて公道を走るダンプトラックのこと。泥だらけのトラックを見ると土木屋とわかる。

ダンプトラック2~4t

軽のダンプトラック

 

回送車:活躍度:△

めったに使わないが、ないと困る建設機械の運搬車。

ユニック付きトラック

重機回送用トラック

 

その他系

発電機:活躍度:○

土木工事の現場には、ほとんど電気がないので発電機は必需品である。そのほか河川工事の水替えの時に威力を発揮する大型発電機などがある。

インバータ式の小さな発電機

アーク溶接機

大型発電機

 

空気圧縮機:活躍度:○

既設の構造物、掘削中の転石の破壊には、なくてはならない道具の一つ。テレビでよく見るのは「ハンドブレーカー」を使った工事現場が多い。

エアーコンプレッサー

ハンドブレーカー

削岩機

 

 

6.道具箱~小さな工具の小物入れ~

土木工事には欠かせない【小道具】の数々!

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工具系の道具

土木現場の作業員が専用で使う工具の数々

発動工具:エンジンカッター・チェーンソー・草刈り機など

電動工具:コンクリート用のバイブレータ、電動ピック、ディスクグラインダー、丸ノコ、水中ポンプなど

手動工具:金鎚、石鎚、ブロック鎚、差し金、バール、かなてこ、ホッパー、ブロック吊器など

 

測量系の道具

おもに土木の監督が工事現場で使用する、測量機器の数々。

測量:トータルステーション・レーザーレベル・オートレベルなど

計算:四則計算機・関数電卓・測量電卓など

計測:コンベックス・計測テープ・クロスロッドなど

 

 

7.まとめ~要約してみる~

土木工事の業(わざ)と言うものを、まとめてみました。

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感想を書いてみる。

土木工事とは・・・

とにかく、工事の施工範囲が広すぎて、膨大な知識量が必要となり、そんなには覚えられない。

「河川に、海岸、砂防に、ダム、道路に、公園、下水道、さらに上水道に、空港、鉄道」と、大地に関すること、すべてを創造する業だ!

ゆえに、

基本は【広く、浅く】である。

この土木工事の業を極めし者は、【土木系の種族の長】になれるという、伝説もある!

そこの勇者よ!

今こそ、土木を目指すのだ!!

  

土。