「舗装版を剥ぎ、路盤を均し、合材を巻く、人力舗装の主役!」
・掘削皇:バックホーマンとは?
舗装工事で使用される建設機械の中で「バックホウ」と呼ばれる、掘削機械専用の運転手のこと。
大型機械が入らない狭い場所の人力舗装で、大活躍する職業である。
0.2m3クラスのバックホウを使うことが多く、舗装版剥ぎ取りや路盤の敷き均し、合材の巻き出しが主な作業となる。
また、土木工事のように「土砂を掘る」というような作業はあまりない。
※バックホウ0.15m3 ジオン公国軍MOBILESUIT-GOUF VERSION
- 1.職業(バックホーマンの仕事)
- 2.能力(バックホーマンの強さ)
- 3.装備(バックホーマンの装飾品)
- 4.特技(バックホーマンの得意技)
- 5.特長(バックホーマンの性格)
- 6.転職(バックホーマンの将来)
- 7.総括(バックホーマンのまとめ)
1.職業(バックホーマンの仕事)
舗装の「普通運転手」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:掘削皇バックホーマン
LEVEL:5(経験年数5年以上)
HP:25(肉体のつよさ)
MP:5(頭脳のつよさ)
経験値:1825(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(専門業種)
業種:舗装(正式名:舗装工事業)
職業:運転手(正式名:一般運転手)
階級:普通の位
おもな仕事と思われる内容
【舗装版取り壊しの作業】
バックホウを使っての、既設のアスファルト舗装やコンクリート舗装の剥ぎ取りと積込作業。
【人力舗装の作業】
狭小部の人力舗装をするときの上層、下層の路盤作り。
人力舗装時のアスファルト合材の巻き出し。
土工屋が掘削した後の、路床の不陸整正ぐらい。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者。いわゆる「雇われ従業員」のこと。一応社員ではあるが、時間給で計算されるため、休みなど取りやすく、アルバイト感覚でも大丈夫な存在。
雇われ社員の場合、用事があったら意外と休めるが、もちろん給料はもらえない。
・賃金形態:日給月給制
一日いくら?の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年間52日の休みとなる。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数。
【きほんの給料】
・給与:年376万円(月31万円)
日給は、一日12,000円の給料がもらえる。時給にすると1,500円で、建設界の普通作業員よりちょっと高い賃金(作業員の1.2倍、キャバ嬢の半分とちょっと)がもらえる。
月給にすると、26日×12000円=31万円。年間で、12ヶ月×31万円=376万円となる。
・残業:年11万円(月9000円)
舗装工事の場合、基本的に8時~17時までの作業で、残業はほとんどない。残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、月5時間×1500円×1.25倍=9000円、年12ヶ月×9000円=11万円なり。
・休出:年18万円(月1.5万円)
この舗装工事には「夜間工事」と呼ばれる真夜中にする作業が年間平均30日ほどある。しかも基本時給の1.5倍だ!
それを計算すると、差額が年18万円、月1.5万円ほどの副収入になる。
・賞与:年10万円(1回5万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では年2回の賞与があるが、ほとんど期待できないので無視。ごくまれに寸志として、5万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当が月5000円ほどあることも・・・
※仮の給料
額面の年収415万円(月給35万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-14万円(月-1.2万円)
舗装工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
ちなみに年間の天候による休みは、365日×0.3割=12日となる。
・連休による休み:年-18万円(1回-6万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間で15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-77万円(月-6.4万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約20%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収306万円(月給26万円)
額面の年収415万円(月給35万円)
年間の差額-109万円(月給-9万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。
これが「真実の給与」です。
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(バックホーマンの強さ)
舗装の「普通運転手」に必要な、色々な基本能力値と解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:21ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■□□□□□□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。人並みのチカラがあり、操作レバーを動かせる腕力があればいい。
うでまえ(技前)
技: 6 ★★★★★★☆☆☆☆
操作技術の高さのこと。正確なテクニックもさることながら、操作スピードも重要だ!
たいりょく(体力)
体: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
持久性の長さのこと。キャビン付きのバックホウではないので、冬の寒さを乗り切る体力が必要。
かしこさ(賢さ)
賢: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。基本的に頭を使うことはないが、作業順序を組み立てる賢さはいる。
すばやさ(素早さ)
速: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。バックホウに動いてもらうため、素早き動きは必要ないと思う。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
精神力の強さのこと。せまい所での運転は、とても気を使うので精神的につらい。
3.装備(バックホーマンの装飾品)
舗装の「普通運転手」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【機械系】
掘削属性:0.2m3のバックホウ
掘削属性:0.1m3のバックホウ
破壊属性:油圧ブレーカ付バックホウ
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:傷の入ったヘルメット
【籠手系】
手の保護:運転専用のグローブ
【鎧系】
体の保護:こぎれいな作業服
体の防寒:フード付きのジャンパー
体の防暑:なし
【甲懸系】
足の保護:厚手のスキー用靴下
足の防護:マジックテープ式の安全靴(舗装用)
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:なし
【工具系】
道具:手動のグリスポンプ
道具:バケット取替用スパナ
【乗物系】
専用車:2t級のダンプトラック
汎用車:軽トラック
4.特技(バックホーマンの得意技)
舗装の「普通運転手」が経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【操作技:合材投入】
難易度:2 ★★☆☆☆
人力舗装でバックホウを使って、アスファルト舗装を舗設していく技。合材を適量に巻き出すことで、レーキマンやスコップマンの作業を軽減できる。
【操作技:舗装版剥取】
難易度:3 ★★★☆☆
バックホウを使って舗装版を剥ぎ取る、基本中の基本技。土砂掘削とは違い、舗装殻を粉々にしないように剥ぎ取らないといけない。
【操作技:排土板仕上げ】
難易度:4 ★★★★☆
路盤の砕石を、バックホウの排土板と言われる「ブレード」を使い、敷きならす技。この技は、操作の技術も大事だが【見る能力】が高くないとできない。
できれば覚えたい特殊技
【奥義技:重機の神の手】
難易度:5 ★★★★★
レーキや角スコを使わずに、バックホウの法面バケットのみで舗装を仕上げてしまう奥義。極めるとフィニッシャー並みの仕上がりになると言う。
持っておきたい資格術
【技能講習:車両系建設機械(整地等)】
難易度:2 ★★☆☆☆
土木系の資格で、一番汎用性が高いとも言われるバックホウが運転できる資格。資格は2~3日で取ることができ、合格率は99%だ。
【技能講習:車両系建設機械(解体用)】
難易度:2 ★★☆☆☆
コンクリート破壊用のアタッチメントが付いたバックホウの運転資格。地味な資格だが、持っていないとコンクリートを壊せない。ちなみに、機体質量3t以上の資格なので無制限に乗れる。
5.特長(バックホーマンの性格)
舗装の「普通運転手」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・力仕事をしなくていいので、体力的に楽。
・自分が力持ちになった気分を味わえる。
・バックホウの運転は、アニメのロボットを操縦している気分になれる。
悪いところ
・ミニユンボの運転が多いので、真夏は暑く、真冬はものすごくつらい。
・バックホウの振動が腰を悪くする。
社会的地位
階級:ブルーカラー(下流階級)の低所得者層
体力は使わないが間違いなくブルーカラーである。社会的地位も、さほど高くはない。
生き残り
・外国人達に仕事を奪われる確率:20%
・人工知能に仕事を奪われる確率:0%
・現在の仕事自体がなくなる確率:0%
人力舗装の時には必ず必要なバックホウの運転手。その需要は高いが技術も必要。
6.転職(バックホーマンの将来)
舗装の「普通運転手」の職を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
最初は【掘削皇:バックホーマン】と呼ばれる舗装の普通運転手になり、職を極めよう。
・なる方法1:車両系建設機械(整地等)3t以上の資格を取得する。
・なる方法2:隙を見て、バックホウに乗る練習をする。
そのあと・・・
レベルを上げて【仕上皇:グレーダーマン】と言われる舗装の上級運転手の位に進化しよう!!
・なれる条件1:建設機械の運転期間が10年以上はある。
・なれる条件2:密かにグレーダーの運転手にあこがれを持つ。
・なれる条件3:思い切って、告白してみる。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
おすすめの転職先1:舗設現場のプロフェッショナル、舗装の上級作業員【調整王:アジャスターマン】になろう!
7.総括(バックホーマンのまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
舗装のバックホウの運転手というのは舗装専門の運転手であり、バックホウを使った作業に関しては、土木工事のように色んな作業をするわけではない。
その違いは、ミニユンボの運転がほとんどで大型の機械にはあまり乗らない。
作業内容も、舗装版の剥ぎ取り、路盤の敷き均し、合材の巻き出しが主な作業だ。
また、移動式クレーンの作業がほとんどない。
まさに、舗装専門のバックホウ運転手である。
掘。
・舗装の会社の中身を見てみる。
・ほかの舗装の職業を見てみる。