「建設界の土木業で、真の現場監督!見参!」
・1土施技士の監理技術者とは?
蝶が、さなぎから成虫になるように、見習い監督から本物の監督へ変身した、大規模な土木の現場監督のこと。
大手ゼネコン会社に所属し、「億」を超える土木工事を、いとも簡単に施工管理していく【強兵ツワモノ】である。
また、
総合管理が得意で、さまざまな専門業者をあやつり、土木構造物を作り上げる!
それではどうぞ!👇
- 1.職業(1土施技士の監理技術者の仕事)
- 2.能力(1土施技士の監理技術者の強さ)
- 3.装備(1土施技士の監理技術者の装飾品)
- 4.特技(1土施技士の監理技術者の得意技)
- 5.特長(1土施技士の監理技術者の性格)
- 6.転職(1土施技士の監理技術者の将来)
- 7.総括(1土施技士の監理技術者のまとめ)
1.職業(1土施技士の監理技術者の仕事)
特定土木の「普通監督」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:1土施技士の監理技術者
LEVEL:5(経験年数5年以上)
HP:45(肉体のつよさ)
MP:30(頭脳のつよさ)
経験値:1825(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(総合業種)
業種:特定土木(正式名:土木一式工事業)
職業:監督(正式名:監理技術者)
階級:普通の位
おもな仕事と思われる内容
【大規模な工事の施工管理】
もちろん、大型土木工事の総合的な「施工管理のみ」である。
自社施工は行わず、各工種の専門業者を指揮して工事を完成させ、発注者に引き渡す目的を持つ。
その中でも施工計画、工程管理、出来形管理、主な仕事だ!
特に、
竣工検査の時に必要となる「完成図書」の作成は、監理技術者の重大な任務だ。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:正式社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者。
世間では「サラリーマン」とも呼ばれ、下請けの作業員たちからは「おまえは正社員でいいな!」と、ひがまれる。そのおかげで給料は変動しない。
・賃金形態:月給制
毎月固定の「月給賃金」で、働いた時間や日数に関係なく、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!(残業が付けばでも話だが)
・勤務形態:時間労働
基本は、一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が土・日曜日だけの年間104日の休みがある。計算すると、年間261日(月22日)の出勤日数となる。あくまでも基本だが。
【きほんの給料】
・給与:年480万円(月40万円)
基本給は、月給40万円の固定。
日給換算で18,400円、時給換算すると2,300円。建設界の普通作業員より、だいぶん高い倍以上の水準の賃金(作業員の2.3倍、キャバ嬢にやっと勝った!)がもらえる。
計算すると、年間で12ヶ月×40万円=480万円となる。
・残業:年0円(月0円)
特定土木監督の場合、公共工事が主な元請け工事であるため、書類作成の残業が発生する。日に2時間、月50時間、年600時間程度かな?
が、月給取りの場合、残業はほぼほぼつかない。あしからず・・・
・休出:年0円(月0円)
現場作業での休日出勤、夜間作業はほとんどないが、竣工検査前の書類作成出勤がたまにある。
時期として、1月~3月の年度末に8日ほど。
・賞与:年80万円(1回40万円)
ボーナスのこと。通常土木の監督の場合、正式社員ということで、年2回の賞与がある。だいたい1か月分の40万円ほどもらえると思う。
・手当:年72万円(月6万円)
通勤手当が月5000円、携帯手当が月5000円、現場手当が月2万円、資格手当が月3万円支給される予定。
※仮の給料
額面の年収632万円(月53万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-0円(月-0円)
土木工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間1割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
計算すると、天候による休みは年313日×1割≒年30日となるが、月給取りの場合は関係がない。
・連休による休み:年-0円(1回-0円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
が、月給取りの場合は、何日休もうが給料はもらえる。これが現場監督の強み。
・税金による搾取:年-152万円(月-12.7万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約24%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収480万円(月40万円)
額面の年収632万円(月53万円)
年間の差額 -152万円(月-13万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(1土施技士の監理技術者の強さ)
特定土木の「普通監督」に必要な、色々な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:36ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■■■■■■□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。下請けに指示する立場なので、重いものを持つなどの作業はない。
うでまえ(技前)
技: 7 ★★★★★★★☆☆☆
電脳技術の高さのこと。パソコンスキルと、測量スキルは必須である。あと、先を読める段取り力。
たいりょく(体力)
体: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。検査前の残業に耐えられる体力ぐらいは必要。
かしこさ(賢さ)
賢: 7 ★★★★★★★☆☆☆
頭の良さのこと。一般土木に比べ、施工管理のレベルも上がるので、それ相応の賢さがいる。
すばやさ(素早さ)
速: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。監督職につく者がダラダラしていては、下請け業者に示しがつかない。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 7 ★★★★★★★☆☆☆
精神力の強さのこと。一度現場に入ると「つらくとも」逃げ出せない。耐える強さが必要。
3.装備(1土施技士の監理技術者の装飾品)
特定土木の「普通監督」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【管理系】
電脳属性:オートCAD(2D)
電脳属性:測量計算ソフト
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:三本線のヘルメット
【籠手系】
腕の装飾:監理技術者の腕章
手の保護:高そうな軍手
【鎧系】
体の保護:社名入りの高級作業服
体の防寒:社名入りの高級ジャンパー
【甲掛系】
足の防護:編み上げ式の安全靴
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:高級革のくぎ袋
【工具系】
工具:丁張用の仮枠ハンマー
【管理系】
電脳:CORE-i7のノートパソコン
計算:座標計算用電卓
【乗物系】
専用車:普通車のライトバン
4.特技(1土施技士の監理技術者の得意技)
特定土木の「普通監督」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【施工計画書(書類技)】
難易度:4 ★★★★☆
現場の着工と同時に作成しなければならない、工事現場の説明書のこと。特に「施工方法」の計画次第で、現場の行方が左右される重要な書類。
【着工前測量(測量技)】
難易度:5 ★★★★★
現場の着工と同時に現地を測量して、書類を作成する技。設計図との相違を探すのに、重要な事前測量。
【施工体制台帳(書類技)】
難易度:2 ★★☆☆☆
外注による下請けの管理のための提出書類で、自社施工を行わない特定土木には、必須の書類である。
【工程管理(管理技)】
難易度:5 ★★★★★
工事の進捗に影響する、専門業者の乗り込み時期の段取り。工期内に終わらせるために必要な管理である。また、早く終わると、経費が掛からないので儲かる。
【品質管理(管理技)】
難易度:3 ★★★☆☆
文字通り、構造物の品質が基準以上であるかの管理で、大概の試験は、専門業者がやってくれる。
【出来形管理(管理技)】
難易度:3 ★★★☆☆
構造物の形状が、設計図取りに施工されているのか計測し、「設計値」と「実測値」が規格値以内に収まっているか管理する技。現在では「社内基準値」があり、規格値の80%以下での管理を求められる。
【工事完成図書(書類技)】
難易度:5 ★★★★★
竣工検査前に発注者に提出する完成書類。この書類の出来栄えで、工事成績が左右される、最も重要な書類であり、監理技術者の腕の見せ所でもある。
できれば覚えたい特殊技
【奥義:土木神の段取り(神技)】
難易度:5+ ★★★★★+★
工事現場で起こる様々な予期せぬ出来事を、事前に読み切り、完璧な工程の段取りを組むこと。予知能力でもない限り無理な話である。ゆえに奥義。
持っておきたい資格術
【国家資格:1級土木施工管理技士】
難易度:5 ★★★★★
土木系最強の国家資格。一般土木の「主任技術者」になることは、もちろんのこと、特定土木の監督のみがなれると言う、伝説の「監理技術者」になる力を持つ。
【国家講習:監理技術者証】
難易度:1 ★☆☆☆☆
1級土木施工管理技士の資格を持つ者が、一日だけの講習に行くだけで、簡単に取得できる証。特典として、特定土木の監理技術者になれる。(特定建設業の許可を持ち4000万円以上を、外注に発注する工事の現場監督のこと)
5.特長(1土施技士の監理技術者の性格)
特定土木の「普通監督」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・工事自体の規模が大きく、金額も大きいので、一般の土木工事がちっちゃく見える。
・現場の施工管理が仕事なので、汚れることがあまりない。
・現場の施工管理が仕事なので、現場事務所での作業が多い。
・現場の施工管理が仕事なので、体力に自信がない人には向いている。
悪いところ
・見習い時代には感じなかった「重い責任」が、のしかかる。
・工程の段取りが悪いと、工事自体が終わらない。
社会的地位
・階級:メタルカラー(中流階級)の中流層
大規模な工事現場を取り仕切る、総合的な監督のため、需要が高く地位も高い。俗に「メタルカラー」と呼ばれる中流階級。
生き残り
大手ゼネコンの施工管理の技を持つ者は、一般の土木監督と比べて、かなりの確率で生き残る。ただし、技術があればの話だが・・・
6.転職(1土施技士の監理技術者の将来)
特定土木の「普通監督」の職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
特定土木の普通監督で【1土施技士の監理技術者】から始めよう。
・なりかた1:1級土木施工管理技士の資格を取る。(合格率30%)
・なりかた2:監理技術者資格者証を取りに行く。(合格率100%)
・なりかた3:大規模な土木工事を受注する。(請負金額1億円以上)
そのあと・・・
修業を行い、上級の位の【ICT土工の監理技士】に進化しよう!
・なれる条件1:「アイ・コンストラクション」の知識をつける。
・なれる条件2:ICT土工と言う、情報化施工の技術を使える技を持つ。
・なれる条件3:会社の設備が整っている。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おすすめの転職先1:国家資格の1級建築施工管理技士を取り、【特定建築の普通監督】になる。
7.総括(1土施技士の監理技術者のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
特定土木工事の監督となった「1土施技士の監理技術者」の君へ・・・
辛い下積みに耐え、経験を積んで本物の監督へとなられたツワモノよ・・・
己の持てる土木技をフルに使い「どデカイ建造物」を作りまくろうではないか!
日本の明るい未来のために・・・
と、
いうことで、まとめてみました。
監。
・ほかの特定土木工事の職業も見てみる。