ケンセツクエスト~建設界の神々の職業を求めて~

【伝説の土木職人】に【あこがれの現場所長】や【幻の事務員秘書】など・・・さまざまな建設業の業種と職業の紹介!

【下水道工事業】紺管色のスーアリッジとは?どういう業種?

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「インフラの属性【排水】を司り、業をふるう集団!」

 

・紺管色のスーアリッジとは?

公共事業の中の社会基盤の整備で、「汚水」や「雨水」を流すための下水管と呼ばれる、管を つないでいくことを目的とした、下水道工事専門業者のこと。

日々日常、快適にうんこができるのも、彼らのおかげでもある。

そして、

上水道工事と区別されるが、基本的な工事の流れは、ほとんど一緒で、管の種類が違うだけだ。

その属性は【水】系であり、【紺】の色がイメージ色である。

 

 

1.任務~下水道工事の仕事~

【下水道工事業】という任務を遂行する者の仕事内容など。

 

基本情報

業界:建設業 0301

種族:土木系

業種:下水道工事

許可の規模:一般

許可の種類:土・と・管・水

 

下水道工事業の特長

開削工法(土留無):一般的な工法で、バックホウを使い、地上から掘削し、布設したのち、埋め戻す工法掘削高1.5m以内の掘削で使用される。

開削工法(土留有):土留めと呼ばれる、軽量矢板や、建て込み簡易土留めを使い、1.5m以上の掘削を可能とした掘削工法。地山の崩壊を防ぐことが出来るが、施工難易度が格段に上がる。

推進工法:地中深くに、下水管を布設するときに使用される工法で、「発進立坑」、「到達立坑」を設置し、油圧ジャッキで、推進機を推し進めながら、下水管を布設する工法だ!

シールド工法:管径1mを超えた超巨大トンネルや、直線距離が長いトンネルを作るときの工法。もう、このあたりの工事になると、特定土木(大手ゼネコン)の業種になるので、解説はしません。

この中の、開削工法(土留無、有)の施工を、最も得意とする業種である。

 

メインとなる下水道工事の種類と割合

そのほとんどが、公共事業の仕事で、公道に下水道管を布設するのが、ほとんどだ!

開削工法による下水道本管布設:70%

推進工法による下水道本管布設:0%

マンホール設置:10%

公共桝設置:10%

その他いろいろ:10%

 

公共工事と民間工事の比率

ほぼほぼ、公共工事で、公共桝から宅内までの配管は、機械設備工事の仕事となる。

公共工事の比率:95%

民間工事の比率:5%

 

元請けと下請けの割合

下水道工事も、土木一式工事で発注されることが多く、土木会社が元請けとなり、下請け工事が多くなる。

元請け率:50%

下請け率:50%

 

自社施工と外注施工の割合

床掘から仮舗装まで、すべての作業を自社で行うので、外注に発注することはあまりない。

自社施工率:90%

外注施工率:10%

 

 

2.基地~下水道会社の能力~

それでは下水道の会社内部を格付けしてみた!

 

規模力:Aランク

一般の上水道工事会社と、同じレベルの規模。事務職5名ほどで、現場職が10~20名ほどの組織だ!いわゆる、普通に見かける会社の規模。

 

設備力:Sランク

自社での保有する機械が多く、土木工事が一式出来るくらいの設備が必要となる、ゆえに設備力は高い。

 

人員力:Aランク

現場では、一班5名は最低必要で、それ以下になると施工が困難になる。そのため、それなりの人員確保が必要だ!

 

資金力:Aランク

材料費、機械費、人件費、リース費と、それなりにお金がかかる。普通の運転資金は、用意しないといけない。

 

総合力:Aランク

下水道の工事に関しては、ほとんど床掘から仮舗装まで、一式で請け負うので、普通の施工管理能力は必要。

 

専門力:Sランク

公共工事の下水道の技は、一般の土木業者では、真似できないほどの技術力を持つ。特に「精密で繊細」な技術が必要だ!

 

 

3.組織~下水道業者の系譜~

下水道の任務を【遂行】するのに必要な職業と階級を紹介!

 

下水道の監督(現場系)

現場の責任者であり、主任技術者とも呼ばれる、下水道工事での段取り係。必ず一人は、いないといけない重要な職業。

普通監督の【下水道専門の技術者】

 

下水道の職人(現場系)

下水管を接続する時に活躍する、配管のスペシャリスト。この職も一人はいないと、管がつながらない。

普通職人の【下水道の配管工】

 

下水道の運転手(現場系)

下水道の開削工で、バックホウの操作を専門に扱う職業。土留工がある掘削作業時は、難易度が格段に上がるため、業界内でもトップクラスの職業だ!

普通運転手の【土留工の重機オペ】

 

下水道の作業員(現場系)

掘削跡の整正や、基礎材の敷き均しなどの、各作業の補助に欠かせない作業員のこと。上水道工事の作業員と、仕事内容が似ている。

普通作業員の【下水道の人夫】

 

 

4.資格~下水道の業に必要な証~

下水道工事の【業】を使うにあたり最低限必要な免許や資格!

 

建設業の許可

「社長」を目指す貴方様。下水道工事を行うにあたって、以下の4つの許可は、最低限必要です!

1.土木工事業(総合)

5.とび・土工工事業(専門)

9.管工事業(専門)

26.水道施設工事業(専門)

 

施工管理系の資格

「監督」を目指す君へ。以下の資格をぜひ!とも取ろう!しかも1級を・・・

土木施工管理技士(国家資格)

管工事施工管理技士(国家資格)

下水道排水設備工事責任技術者(公的資格)

 

現場作業系の資格

「運転手」を目指すあなたへ。車両系(3t以上)と、移動式クレーンは、取得しないと運転手になれないぞ!

車両系建設機械の整地等用(技能講習)

小型移動式クレーン運転(技能講習)

玉掛作業(技能講習)

 

作業主任者系の講習

「職人」を目指すお前!最低でもこの資格だけは、取りに行け!!

地山の掘削作業主任者(技能講習)

土留め支保工作業主任者(技能講習)

 

自動車系の免許

「作業員」を目指す作業員の方々。最低でもトラックの運転は、できるようになりましょう。

普通自動車運転(免許)

中型自動車運転(免許)

 

 

5.格納庫~大きな機械の倉庫~

下水道工事の【武器】であり、最も活躍する建設機械や工事車両の種類!

 

下水道専用機

開削工で使用する建設機械で、主な重機として、バックホウがある。そして、土留工施工時には、移動式クレーン仕様車を使用する。

中折れ式バックホウ

スライドアーム式バックホウ

超小旋回型バックホウ

 

下水道汎用機

仮置き場や資材置き場で、活躍する積込用のバックホウ。砂、砕石、土砂、ガラの積込だけなので、多少「ぼろく」てもいける。

普通のバックホウ

 

下水道小型機

上水道と似た小建設機で、主に、作業員が取り扱う機械。どの機械も意外と簡単に扱える。

ハンドガイド式振動ローラー

バイブロプレート

タンピングランマ

プレートコンパクター

舗装切断用のロードカッター

エンジンカッター

 

工事車両

資材運搬と土砂運搬に使用されるトラックで、2t~4tクラスが主流である。またトラックの運転は、運転手の仕事と思われがちだが、作業員や職人が運転することが多い。

軽トラック

ダンプトラック

ユニック付き回送車

 

 

6.道具箱~小さな工具の小物入れ~

下水道工事には欠かせない【小道具】の数々!

 

工具系の道具

おもに、配管時に使用する職人御用達の専用工具。工具の種類は、上水道と比べると数は少ない。

配管挿入機

スポンジボール

継ぎ手用の接着剤

継ぎ手用のVソープ

など

 

測量系の道具

平面測量で角度を測るトランシットや、高低差を測るレベルなど監督が使う道具が多い。

角度を見るトランシット

高さを見るオートレベル

下水管点検用ミラーライト

下水管布設用の管芯測定器

丁張を懸けるときに使う水平器

長さを測る巻き尺テープ

など

 

 

7.まとめ~要約してみる~

下水道工事の業(わざ)と言うものを、まとめてみました。

 

感想を書いてみる。

下水道工事とは・・・

非常に、上水道工事とそっくりな施工方法で、「舗装剥取~床掘~基礎材~布設~埋戻~路盤~仮舗装」という流れは、全く一緒である。

だが!

一つだけ違う所がある!

それは、掘削深さである。

排水勾配を取らなければいけないので、どんなことがあっても、設計の掘削深さまで掘らなければならない。

深い所では、「直高3mを超える床掘」もあると言う。大変恐ろしい作業だ。

その過酷な作業を、いとも簡単にこなしていく下水道業者に、ぼくは、感動すら覚えました。

 

 

酷。