「道路というキャンパスに、絵を描くための下書きする絵師!」
・白線匠:ロードライン・チーフとは?
区画線工事の絵師!現場の段取りを取りまくる「糸打ち」の技の使い手!
平たく言うと、現場の監督というより責任者のことである。
まとめると道路の路面標示のスペシャリストだ!!
それでは👇
- 1.職業(白線匠:ロードライン・チーフの仕事)
- 2.能力(白線匠:ロードライン・チーフの強さ)
- 3.装備(白線匠:ロードライン・チーフの装飾品)
- 4.特技(白線匠:ロードライン・チーフの得意技)
- 5.特長(白線匠:ロードライン・チーフの性格)
- 6.転職(白線匠:ロードライン・チーフの将来)
- 7.総括(白線匠:ロードライン・チーフのまとめ)
1.職業(白線匠:ロードライン・チーフの仕事)
区画線の「普通監督」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:白線匠ロードライン・チーフ
LEVEL:10(経験年数10年以上)
HP:35(肉体のつよさ)
MP:0(頭脳のつよさ)
経験値:3650(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(専門業種)
業種:区画線(正式名:塗装工事業)
職業:監督(正式名:職長)
階級:普通の位
おもな仕事と思われる内容
区画線工事業の現場における総括的な段取り(手配、日程、管理、調整)を取り扱う。
主な作業は以下の通り。
【区画線のしごと】
区画線:道路の中央に引かれる黄色や白の「中央線」、道路の外側に引かれる白い「外側線」、安全地帯の「ゼブラゾーン」の線の下書き。
【路面表示のしごと】
路面標示:横断歩道周りの「横断歩道、ダイヤ」、一旦停止の「停止線、止まれ」、速度表示の「50」、などの文字の下書き。
【駐車場のしごと】
駐車場:駐車場の「駐車スペース」、身体障がい者用の「身障者マーク」などの区画の下書き。
あとは、
いろんな施工管理の作業。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:正式社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者。
世間では「サラリーマン」とも呼ばれ、作業員たちからは「おまえは正社員でいいな!」と、ひがまれる。そのおかげで給料は変動しない。
・賃金形態:月給制
毎月固定の「月給賃金」で、働いた時間や日数に関係なく、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年間52日の休みがある。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数となる。
【きほんの給料】
・給与:年376万円(月31万円)
基本給は、月給31万円の固定。
日給換算で12,000円、時給換算すると1,500円。建設界の普通作業員より、ちょっと高い水準の賃金(作業員の1.2倍、キャバ嬢の半分ちょい)がもらえる。
計算すると、年間で12ヶ月×31万円=376万円となる。
・残業:年0円(月0円)
区画線工事の場合、公共工事が主体の下請け工事であるため、ちょっとした書類作成の残業が発生する。月10時間、年120時間程度かな?
が、月給取りの場合、残業はほぼほぼつかない。あしからず・・・
・休出:年27万円(月23000円)
区画線工事の場合、国道の多くが夜間作業となるため、年10日ほどの夜間手当てが発生し、年度末になると日曜出勤が年5日ほど発生する。
計算すると日12000円×15日×1.5倍=27万円なり。
・賞与:年60万円(1回30万円)
ボーナスのこと。通常区画線の監督の場合、正式社員ということで、年2回の賞与がある。だいたい1か月分の30万円ほどもらえると思う。
・手当:年36万円(月3万円)
通勤手当が月5000円、携帯手当が月5000円、現場手当が月2万円、支給される予定。
※仮の給料
額面の年収499万円(月42万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-0円(月-0円)
区画線工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割≒年12日となるが、月給取りの場合、関係がない。
・連休による休み:年-0円(1回-0円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
が、月給取りの場合は、何日休もうが関係ない。これが現場監督の強み。
・税金による搾取:年-105万円(月-8.8万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約21%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収394万円(月33万円)
額面の年収499万円(月42万円)
年間の差額 -105万円(月-9万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(白線匠:ロードライン・チーフの強さ)
区画線の「普通監督」に必要な、色々な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:29ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■■■■□□□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。作業の段取りと墨出しが主な仕事であり、ほとんど力を使わない。
うでまえ(技前)
技: 8 ★★★★★★★★☆☆
手先の器用さのこと。数多くある、路面標示の糸打ちをマスターする腕が必要。特にすり付け部分の外側線は、技術より「センス」を求められる。
たいりょく(体力)
体: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。体力を使う作業と言えば、歩くことなので、一般成人並みの体力があれば良い。
かしこさ(賢さ)
賢: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。路面標示の文字の墨出しには多少の頭脳が必要だが、文字の寸法が書かれた「カンニングペーパー」があるので大丈夫。
すばやさ(素早さ)
速: 7 ★★★★★★★☆☆☆
機敏な動きのこと。施工の8割を占める「糸打ち」の作業。すべては動きの速さにかかっている。かなりの素早さが必要。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
精神力の強さのこと。監督業で責任者なる者「使命感」という心の強さは、いつでも必要だ。
3.装備(白線匠:ロードライン・チーフの装飾品)
区画線の「普通監督」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【器具系】
墨出属性:特製チョークライン
墨出属性:特殊な粉チョーク
【管理系】
図書属性:区画線割り付け図
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:二本線のヘルメット
【籠手系】
手の保護:絹製の軍手
【鎧系】
体の保護:真っ白い汚れてない作業服
体の防寒:高級ジャンパー
体の装飾:高輝度反射ベスト
【甲掛系】
足の防護:軽量な運動靴
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:なし
【道具系】
筆記:黒板用のチョーク
計測:コンベックス5.5m
【乗物系】
専用車:油圧ニーダ架装車(助手席の左)
4.特技(白線匠:ロードライン・チーフの得意技)
区画線の「普通監督」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【糸打ち(腕技)】
難易度:4 ★★★★☆
アスファルトの舗装の上に、ラインを引くためのチョークラインを使って「下書き」をする技。この線を頼りに職人がラインを引くので、魂を込めなければならない。重要な技である。
【路面標示下絵(測量技)】
難易度:4 ★★★★☆
数百種類と存在する「止まれ、駐車禁止」などの標示文字を、道路の上に描く技。上級監督ともなると、そのほとんどの寸法を記憶しているという。
できれば覚えたい特殊技
【ライン屋カーブ(腕技)】
難易度:5 ★★★★★
土木の職人が眼を使ってカーブを曲げるように、区画線の監督がチョークラインを使い「自然で流れるようなカーブ」を作り出す、とてつもなく「センス」のいる奥義。この技は土方カーブならぬ「ライン屋カーブ」と一部では呼ばれる。
持っておきたい資格術
【奥義書:ロードラインの心得書】
難易度:3 ★★★☆☆
区画線会社に50年ほど勤めあげた「伝説のライン屋」と呼ばれるおじさんが、書いたと思われるメモ帳。その内容は、何かすごいことが書いてありそうだが、字が汚くて読めない。ただいま解読中…
5.特長(白線匠:ロードライン・チーフの性格)
区画線の「普通監督」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・新設のアスファルト道路に区画線を書き込むと「完成した!」という達成感を味わえる。
・擦りつけ部分で見事な擦りつけができると、少し感動する。
悪いところ
・年度末になると区画線工事が集中するので、ものすごく忙しくなる。
・「センス」をともなう仕事なので、難しい。
社会的地位
・階級:メタルカラー(中流階級)の貧乏脱出層
区画線の監督の立場であり、職人や作業員を使う立場であるので、現場の中での地位は一番上である。
生き残り
「監督」という責任のある職業のためか、各作業員とくらべると生き残る確率は断然高い。会社も早々離さないだろう。
6.転職(白線匠:ロードライン・チーフの将来)
区画線の「普通監督」の職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
区画線の普通監督で【白線匠:ロードライン・チーフ】から始めよう。
・なりかた1:路面標示施工技能士の資格を取り、ライン引きができる。
・なりかた2:会社の中で「お前は責任感があるな!」とよく言われる。
そのあと・・・
修業を行い、上級位で区画線の上級監督【白線王:ロードライン・マネージャー】に進化しよう!
・なれる条件1:区画線工事の仕事に従事して、もう10年以上が経つ。
・なれる条件2:現場作業で、できないことはない。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おすすめの転職先1:今度は下絵を描く方ではなく、下地(キャンパス)を作る【舗装の普通監督】になってみよう。
7.総括(白線匠:ロードライン・チーフのまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
ライン屋の監督・・・
どこの業界も、監督業というのは難しい職業です。
ライン屋の場合、「監督、職人、作業員」と最低三人がセットで現場を回ります。
大きな現場の場合はまだ増えますが・・・
家族的に言うと、
兄弟でいう「長男」です。
わがままは言えません。
いやとも言えません。
弟のしりぬぐいばかりです。
でも、
そんな監督業に、ぼくは憧れます!
描。
・ほかの区画線工事の職業も見てみる。