「スーパーゼネコンの職員と、同等の特殊能力を持つ!ただの職人!!」
・地上界の坑夫長とは?
トンネルの職人でありながら、「中央操作室」と呼ばれる、地上建屋内に建てられた「快適な部屋」で、シールドマシンを操作する職業の人。
坑内切羽の職人と連携を取り、シールドマシンを変幻自在に操る!
もしかしたら、
大手ゼネコンの現場監督に、一番近い職人かもしれない。
- 1.職業(地上界の坑夫長の仕事)
- 2.能力(地上界の坑夫長の強さ)
- 3.装備(地上界の坑夫長の装飾品)
- 4.特技(地上界の坑夫長の得意技)
- 5.特長(地上界の坑夫長の性格)
- 6.転職(地上界の坑夫長の将来)
- 7.総括(地上界の坑夫長のまとめ)
1.職業(地上界の坑夫長の仕事)
トンネルの「神級職人」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:地上界の坑夫長
LEVEL:30(経験年数30年以上)
HP:60(肉体のつよさ)
MP:30(頭脳のつよさ)
経験値:10950(次のレベルまであと365日)
業界:建設業
種族:土木系(専門業種)
業種:トンネル(正式名:とび・土工工事業)
職業:職人(正式名:トンネル世話役)
階級:神級の位
おもな仕事と思われる内容
【地上詰所(坑外)の仕事】
ココが私の職場です。
1.中央操作室での遠隔操作による、シールドマシンの制御。
2.坑内切羽の機側操作係の職人との、スカイプ(モニター会話)を使ったやり取り。
3.監視モニターを見ながらの、異常がないかの確認。
4.コンピュータトラブルによる、緊急解決。
5.組の職員との雑談。
6.時間自由のおやつタイム。
【地上建屋(坑外)の仕事】
たまに通るくらい。マシントラブルなどの時にちょっと見に行くくらい。
【発進立坑(坑内)の仕事】
たぶん行かない。
【到達立坑(坑内)の仕事】
一回は必ず行く。貫通式の時に。
【切羽前線(坑内)の仕事】
絶対行かない。
以上である。
気になる給料の中身
赤裸々に告白!ホントにもらえる給料を大暴露!
【やとわれ方】
・雇用形態:出稼ぎ労働者
会社と期間限定の雇用契約を結んでいる労働者。いわゆる「季節労働者・期間工」と呼ばれる者で、一応トンネル工事が終わるまでは社員である。
・賃金形態:出来高制
1リングいくら?の「手間受け賃金」と呼ばれており、一日に施工したセグメントのリング数により、リング数×リング単価=給料で支払われる。
※出来高制のシールド掘削期間は、一年間のうち半分くらい。残りは、地上建屋と発進立坑、到達立坑の準備と片付けで、日給製の常用賃金となる。
・勤務形態:時間労働
トンネル工事の場合、2~3交代制で現場が回る。2交代の場合、7時~6時までの10時間労働で、休日が土・日曜日とすると、年間260日(月22日)の出勤日数となる。また、日給制と出来高制なので働いた分で、給料は変動する。
【きほんの給料】
・給与:年1040万円(月87万円)
常用賃金は、一日30,000円の日当がもらえる。
出来高賃金は、平均4リング×単価12500円=50,000円の日当がもらえる。
そして、年間の平均日給は40,000円、時給にすると5,000円で、建設界の普通作業員は「そんなにもらえるの!?」と、ビックリするほどの賃金(作業員の5倍、キャバ嬢の約2.5倍ちょうど)がもらえる。
計算すると、
なんと!年収は年260日×平均40000円=1040万円。月間で1040万円÷12ヶ月=87万円となる。
・残業:0円(月0円)
トンネル工事の場合、大手ゼネコンの仕事柄、残業はほとんどない。また、2交代制の場合、残業は日当の中に含まれる。
・休出:年0円(月0円)
大規模な公共事業の工事。休日出勤なんてない。
・賞与:年0円(1回0円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では年2回の賞与があるが、出稼ぎの場合、日当が高い分ほとんど期待できない。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できない。が、宿舎や食事は支給される。
※仮の給料
額面の年収1040万円(月給87万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-0円(月-0円)
トンネル工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があっても、安心していい!トンネルの中だ!雨にはぬれない。しかも、気温は年中一定で、快適な作業環境。
・連休による休み:年-60万円(1回-20万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-265万円(月-22万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約27%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収715万円(月60万円)
額面の年収1040万円(月87万円)
年間の差額 -325万円(月-27万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(地上界の坑夫長の強さ)
トンネルの「神級職人」に必要な、色々な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:36ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■■■■■■□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。力は、もう二度と使うことはない。パソコン操作が主な仕事だ。
うでまえ(技前)
技: 9 ★★★★★★★★★☆
電脳スキルの高さのこと。ブラインドタッチはもちろんのこと、パソコン操作技術は欠かせない。
たいりょく(体力)
体: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。体力は、もう二度と使うことはない。部屋の中での作業が主な仕事だ。
かしこさ(賢さ)
賢: 9 ★★★★★★★★★☆
頭の良さのこと。計算や暗記に使われる「左脳」と、経験や感覚に使われる「右脳」の両方の賢さが必要。それにプラスして、コンピューターに関しての高い知識が必要になる。
すばやさ(素早さ)
速: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。もう動くことはない。なぜなら動く必要がないから。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 9 ★★★★★★★★★☆
精神力の強さのこと。シールドマシンと言う機械は、構造上「後進」ができないので失敗が許されない。だから、計器のわずかな「変化」を見逃すことも、マシンのわずかな「挙動」を見逃すこともできない。精神的に疲れるぞ。
3.装備(地上界の坑夫長の装飾品)
トンネルの「神級職人」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【電脳系】
専用の武器:中央操作室の制御盤
普通の武器:マシン制御用パソコン
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の装飾:匂いがいい整髪料
【籠手系】
手の装飾:高そうな腕時計
【鎧系】
体の保護:アイロンのきいた作業服
体の防寒:いらない
体の防暑:いらない
【甲掛系】
足の防護:ローファーな革靴
どうぐ(道具)
【工具系】
装飾品1:ネクタイ
装飾品2:ハンカチ
装飾品3:チリガミ
【乗物系】
乗り物:移動用の高級乗用車
4.特技(地上界の坑夫長の得意技)
トンネルの「神級職人」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【中央操作室制御(操作技)】
難易度:5 ★★★★★
地上詰所内のシールドマシンを動かすための機器が並べられた部屋で、遠隔操作を行い制御する技。数ある機器や計器の、操作方法を学ばなければならない、相当頭がいる操作。
【シールド・コラボ(合体技)】
難易度:3 ★★★☆☆
地上建屋で操作する「匠(神級職人)」と、坑内切羽で操作する「巧(上級職人)」が、互いの技を駆使して、シールドマシンをバランスよく進めていく技。相手を思いやる心が必要不可欠。
【シールド・コンボ(連続技)】
難易度:3 ★★★☆☆
昔は、シールドマシンでの掘削が終わるまでセグメントの組み立てができなかった技を、最新技術を使うことによって、掘削しながら組み立てるという、時間短縮に有効な技。
【シールド・フュージョン(融合技)】
難易度:4 ★★★★☆
二つの独立したシールドマシンを、現代科学の結晶により、一つのマシンに融合させた工期短縮に有効な技。しかし、機体は一つになったが、操作は2倍の技術が必要である。
できれば覚えたい特殊技
【栄転出向(出世技)】
難易度:5 ★★★★★
中央操作室で、シールドマシンの操作を何年も行い続けている間、知らず知らずのうちに、組の職員(ゼネコンの監督)になる奥義のこと。うまくいくと、出向(派遣)ではなく、正社員になれるかも!
持っておきたい資格術
【国家資格:1級土木施工管理技士】
難易度:5 ★★★★★
建設界の最高峰であるトンネル工事の監督になれる資格。ここまで来たのなら、とりあえず取得しよう。もしかしたらゼネコンの監督に・・・
5.特長(地上界の坑夫長の性格)
トンネルの「神級職人」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・職人のくせに、冷暖房完備の事務室で作業ができる。
・職人のくせに、坑内に入って作業しなくともよい。
・職人のくせに、給料が「べらぼう」に高い。
・職人のくせに、組の職員と対等。
悪いところ
・職人の割には、力がない。
・職人の割には、体力もない。
・職人の割には、運動不足になりがち。
社会的地位
階級:ホワイトカラー(上流階級)の金持ち層
はたから見ると、組の職員のように見え「ホワイトカラー」と呼ばれる上流階級と思われている。が、実際もその通り「勝ち組だ!」。
生き残り
所属が大手ゼネコンではなく、その下請け業者に属しているため、短期的には生き残れるが、長期的な目で見ると、大手ゼネコンのようには安定はしていない。が、もう十分でしょ。
6.転職(地上界の坑夫長の将来)
トンネルの「神級職人」の職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
トンネルの神級職人で【地上界の坑夫長】から始めよう。
・なりかた1:今まで掘ってきたトンネルの数は、30本を超える。
・なりかた2:組の職員(特定土木の監督)たちから絶大な信頼を得ている。
・なりかた3:シールドマシンは「我が子」のようなものだ。
・なりかた4:今回から「手間請負契約」で始めようと思う。
そのあと・・・
今までの経験を生かして、究極の職業【トンネル業者の社長】に進化しよう!
・なれる条件1:建設業の許可を取るために「資金500万円」を用意する。
・なれる条件2:営業所の「専任技術者」になるために資格を取る。
・なれる条件3:思い切って「独立開業」する。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おすすめの転職先1:仕事内容自体は、組の職員と同じことをしているので、そのままの流れで【特定土木の上級監督】に転職する。
7.総括(地上界の坑夫長のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
建設業界で「最強の職業」と思われる、トンネル工事の神職人。
誰もが憧れ、うらやましく思うのが、本音であろう。
しかし、
そう簡単になれるわけでもなく、長い時間と経験があればこその職業。
ゆえに、「神級の位」が与えられているという。
と、いうことです。
頂。
・そのほかのトンネル工事の職業を見てみる。