「伝説の舗設人夫!現場のお母さん」
・ホソーノオバチャンとは?
舗装三聖の一人で、作業員のすべての聖母【霊獣:黒蝶】の称号をもつ神職業。
昭和の初期から現在に至るまで、舗装一筋で生きてきた、舗装作業員の肝っ玉母ちゃんのこと。
舗装の歴史を直に見てきた「ホソーノオバチャン」には、わからない作業はないと言う。
それでは詳しく見てみよう。
【舗装の神級作業員の目次】
- 1.職業(ホソーノオバチャンの仕事)
- 2.能力(ホソーノオバチャンの強さ)
- 3.装備(ホソーノオバチャンの装着品)
- 4.特技(ホソーノオバチャンの得意技)
- 5.特長(ホソーノオバチャンの性格)
- 6.転職(ホソーノオバチャンの将来)
- 7.総括(ホソーノオバチャンのまとめ)
1.職業(ホソーノオバチャンの仕事)
舗装の「神級作業員」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:ホソーノオバチャン
LEVEL:30
HP:10
MP:0
経験値:7300(次のレベルまであと365)
業界:建設業
種族:土木系
業種:舗装の工事業
職業:作業員(正式名:軽作業員)
階級:神様の位
おもな仕事と思われる内容
【舗装の準備】
作業開始時の舗装道具の準備や、片側交通規制時の安全管理の手伝い。
あとは、朝一番に作業員全員に活を入れること。
【舗装の雑用】
路盤作業時の普通作業員の手元、舗設時の上級作業員の手元。
あとは、夏場の水分補給のお茶くみと、たまに自腹で買って来た茶菓子の配布。
【舗装の片付】
舗設完了後の余った合材の掃除、みんなが散らかした後の道具の片付け。
あとは、疲れ切った作業員達への励ましの言葉。
だいたいの給料の中身
【雇用形態】
会社と雇用契約を結んでいる「従業員」。いわゆる日雇い労働者のことである。
日給制の「常用賃金」で、働いた時間により賃金が発生する。
【基本の給料】
給与:日給8000円で、時給にして1000円と、作業員では基本の賃金。月給にすると25日×8000円=20万円。年収は、しめて240万円となる。
賞与:ほとんど期待できない。
手当:ほとんど期待できない。
総額:月給20万円(手取16万円)、年収240万円(手取192万円)くらいとなる。
【実際の給料】
舗装工事の最大の敵「天候」と大型休暇の「連休」のおかげで、8~9割ほどしか仕事ができない。
よって、月給16万円(手取13万円)、年収190万円(手取150万円)ぐらいとなる。
※ケンセツクエスト調査班の予想です。
2.能力(ホソーノオバチャンの強さ)
舗装の「神級作業員」に必要な基本能力値を解説!
総合能力値:23ポイント(60ポイント中)
ちから(力)
力: 1 ☆
現場で唯一の女性だけに、腕力は必要ない。あくまで作業員の補助だけに。
うでまえ(技前)
技: 5 ☆☆☆☆☆
だてに、何十年も舗装工事に携わったわけではない。時には、レーキマン以上の仕上がりを見せることも。
たいりょく(体力)
体: 5 ☆☆☆☆☆
男に負けずに頑張ってきた。普通の作業員に負けないくらいの体力はある。
かしこさ(賢さ)
賢: 1 ☆
いろんな舗装の技術は知っているが、知っているだけで全然使えない。
ざいりょく(財力)
財: 3 ☆☆☆
いろんな舗装の歴史を知ってはいるが、ただの作業員だけに給料は生涯変わらない。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 8 ☆☆☆☆☆☆☆☆
戦後の焼け野原を生き抜いてきた人。多少のことではびくともしない。
3.装備(ホソーノオバチャンの装着品)
舗装の「神級作業員」が装備できる武器、防具、その他の種類。
ぶき(最強の武器)
【手動系の武器】
箒属性:聖母の竹ほうき
鋤属性:菩薩の角スコ
ぼうぐ(最高の防具)
【兜系の防具】
頭の保護:黄金のヘルメット
【籠手系の防具】
手の保護:青銅の手袋
【鎧系の防具】
体の保護:白銀の作業服
【甲懸系の防具】
足の保護:紅銀の安全靴
どうぐ(至極の道具)
【舗装系の道具】
道具:チタンのフルイ器
装飾:チタンの舗装厚測定器
のりもの(究極の乗物)
専用車:工事車の助手席
汎用車:送迎車の助手席
4.特技(ホソーノオバチャンの得意技)
舗装の「神級作業員」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
No.1:クリーンの技(掃除技)
舗装現場の3Sを極めた技。「整理、整頓、清掃」の頭文字を取って作られた言葉らしく、オバチャンには向いている技。
No.2:タールの技(散布技)
舗設前に散布する、プライムコートやタックコートが道路構造物にかからないように、ベニヤ板を立てて養生する技。の、ベニヤ板持ち。
No.3:スコップの技(撥付技)
角型スコップを使っての砕石の敷き均し、アスファルトの敷き均し、養生砂の扇まき、掃除したあとのチリトリの代わり、などと多彩な技がある。
No.4:レーキの技(敷均技)
年季を重ねた「ホソーノオバチャン」だからこそできる、レーキを使ったアスファルトの敷き均し技。職人に負けないくらいの技をもつ。
No.5:アジャスターの技(管理技)
アスファルトフィニシャーに搭載されているスクリードの調整技。普段はアジャスターマンが行うのだが、忙しくて手が回らないときにオバチャンがヘルプで入る。しかも、その腕はアジャスターマンと同等。
できれば覚えたい特殊技
No.1:出しゃばり(話技)
現場監督の段取り、作業員の作業のやり方について、上げ足を取ったり、ダメ出しをすること。長い現場経験があるだけに、言うことは的を得ている。
No.2:ホメ言葉(話技)
現場監督や作業員、運転手をほめちぎり、気分を良くさせ、円滑に工事を進めさせる技。長い経験により口がうまい。
No.3:逆鱗(心技)
現場監督の、あまりの段取りの悪さに怒り狂うこと。そうそうあることではなく、めったに見れない。
持っておきたいライセンス
個人資格:勤労表彰状
長年にわたり務めた舗装会社から、感謝の印として与えられる賞状と記念品。長い歴史が感じられる一品。
5.特長(ホソーノオバチャンの性格)
舗装の「神級作業員」の良いところ、悪いところ、などなど。
良いところ
女性ならではの、細かい所に気が届く「気遣い」。
辛いことがあった時の現場監督への「励まし」。
長い経験による、物怖じしない舗装現場作業の「場馴れ」。
母親ならではの、母性が感じられる「安心感」。
悪いところ
たまに、監督や作業員たちを「あご」で使う。
機嫌が悪いと、茶菓子の扱いが雑になる。
世の中の本質を知っているため、冷たい。
社会的地位
普通作業員と同じ地位なのだが、舗装現場では影の権力を持っている。なので誰も逆らえない。社会的地位は、下町の肝っ玉母ちゃんっぽい。
生き残り
作業自体は普通作業員程度の実力だが、舗装現場での気配りや気遣いは、男性作業員には持っていないものを持つ。非常に、まれな作業員なので希少価値は高い。が、そろそろ寿命だ。
6.転職(ホソーノオバチャンの将来)
この職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
舗装の神級作業員の【ホソーノオバチャン】になる。
なりかた1:大昔に、舗設現場の手伝いを頼まれたまま、現在に至る。
なりかた2:昔の舗装仲間は、一人もいない。
なりかた3:日本で初めて舗設された「アスファルト舗装」に、立ち会ったことがある。
なりかた4:最近、人間じゃなくなっていくような気がしてきた。
そのあと・・・
これ以上の「舗装作業員」はこの世に存在しない。あとは、妖怪になるくらいしか・・・
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おススメの転職先
一般土木の作業員への道:昔は、どこの現場にも多く存在した、土木工事の掃除婦に転職する。
舗装作業員引退への道:現役から引退し、年金生活でひっそりと暮らす。
7.総括(ホソーノオバチャンのまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた。
舗装の神級作業員・・・
昔は工事現場でよく見かけた、建設作業員のおばちゃん・・・
化粧は捨てたが、気前が良く、太っ腹で、大変なことにも物怖じしない、安定感のある作業員・・・
今は、ほとんど見かけなくなったが、こんなおばちゃんが工事現場には必要かもしれない・・・
姑。
・舗装の会社の中身を見てみる。
・ほかの舗装の職業を見てみる。