「掃除・片付け・草むしり専門の見習い職人!まずはここから。」
・庭師の手伝い人とは?
造園工事と呼ばれる庭の手入れや庭創りを行う造園職人の手伝い人。つまり、手元をする人のこと。
「自然」と「天候」と「職人」を相手に仕事をするため、相手の気分と気まぐれにより、現場環境が左右される気難しい職業でもある。
しかし、
「ドロドロ」した人間関係に疲れた人にとっては、最高の職業だ!
解放されたい方。
つづきはコチラ👇
- 1.職業(庭師の手伝い人の仕事)
- 2.能力(庭師の手伝い人の強さ)
- 3.装備(庭師の手伝い人の装飾品)
- 4.特技(庭師の手伝い人の得意技)
- 5.特長(庭師の手伝い人の性格)
- 6.転職(庭師の手伝い人の将来)
- 7.総括(庭師の手伝い人のまとめ)
1.職業(庭師の手伝い人の仕事)
造園の「初級職人」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:庭師の手伝い人
LEVEL:1(経験年数0年目)
HP:20(肉体のつよさ)
MP:0(頭脳のつよさ)
経験値:0(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(専門業種)
業種:造園(正式名:造園工事業)
職業:職人(正式名:普通作業員)
階級:初級の位
おもな仕事と思われる内容
【造園工の仕事】
個人宅の庭の手入れの手伝い。そして、整理整頓清掃の3S。
公共の街路樹などの手入れの手伝い。そして、整理整頓清掃清潔の4S。
お金持ちの庭創りの手伝い。そして、整理整頓清掃清潔躾の5S。
などが、
主な仕事内容。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者のこと。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすく用事があったら意外と休めるが、もちろん給料はもらえない。
・賃金形態:日給制
一日いくら?の「常用賃金」で日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年間52日の休みとなる。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数。
【きほんの給料】
・給与:年376万円(月31万円)
日給は一日12,000円の日当がもらえる。
時給にすると1,500円で、建設界の普通作業員と同じ水準の賃金(作業員の1.2倍、キャバ嬢の半分ちょっと)がもらえる。
計算すると、年間で年313日×12000円=376万円となる。月給は月26日×12000円=31万円なり。
・残業:年11万円(月9000円)
造園の工事の場合、一般の個人宅や公共道路の剪定が多いので、あまり残業はない。残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、月5時間×1500円×1.25倍=9000円、年12ヶ月×9000円=11万円なり。
・休出:年11万円(月9000円)
夜間作業はほとんどないが、繁盛期(8~3月まで忙しい)にお客さんの都合で、日曜出勤しないといけない。1年間で6日ほど。
計算すると日12000円×6日×1.5倍=11万円なり。
・賞与:年12万円(1回6万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。寸志として、6万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収410万円(月給34万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-14万円(月-12万円)
造園工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割=12日(月1日)となる。
・連休による休み:年-18万円(1回-6万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-76万円(月-6.3万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約20%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収302万円(月給25万円)
額面の年収410万円(月給34万円)
年間の差額 -108万円(月間-9万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(庭師の手伝い人の強さ)
造園の「初級職人」に必要な、色々な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:16ポイント(60ポイント中)
0■■■■■□□□□□□□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。重機が使えない所は全て手作業だ!多少なりとも力がないと作業がキツイぞ!
うでまえ(技前)
技: 1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
剪定技術の高さのこと。腕前はまだ必要ないが、掃除技だけは習得しなければならない。
たいりょく(体力)
体: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。夏場の剪定作業は、かなり疲れる。体力をつけておこう。
かしこさ(賢さ)
賢: 1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。考えることはない。すべての作業がセンスと呼ばれる「直勘」のみの作業だ!
すばやさ(素早さ)
速: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。まだ今のところはそんなに必要ない。まずは作業を覚えよう!
こころのつよさ(心の強さ)
心: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
精神力の強さのこと。「昆虫」に負けない心の強さと「草木」にくじけない心の強さがいる。
3.装備(庭師の手伝い人の装飾品)
造園の「初級職人」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【手動系】
専用の武器:竹ほうき
普通の武器:剣型スコップ
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の保護:麦わら帽子
【籠手系】
手の保護:安い軍用手袋
【鎧系】
体の保護:汚れてもいい作業服
体の防寒:薄汚れたジャンパー
体の防暑:安物の長袖Tシャツ
【甲掛系】
足の防護:ボロボロの安全靴
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:剪定はさみを入れる袋
【工具系】
装飾品1:剪定ハサミ
装飾品2:汗拭き用タオル
【乗物系】
乗り物:軽のトラック(運転席)
4.特技(庭師の手伝い人の得意技)
造園の「初級職人」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【掃除片付け(腕技)】
難易度:1 ★☆☆☆☆
上級職人が庭木の剪定をした後、枝葉の掃除片付け技。作業員たる者の基本的な技の一つで、技と言うよりは仕事である。
【試し剪定(腕技)】
難易度:3 ★★★☆☆
先輩職人がいない隙に庭木の剪定を「こっそり」練習すること。こうでもしないと技術は身につかないぞ!
【草むしり(腕技)】
難易度:1 ★☆☆☆☆
庭の雑草を取り除く技。地味だが最も使える技でもある。
できれば覚えたい特殊技
【奥義:屁理屈(話技)】
難易度:1 ★☆☆☆☆
設計図面がなく、感覚だけが全ての造園業界で生き残るための奥義。自分の言い分だけを主張して他人の意見を聞かないことが「コツ」。
持っておきたい資格術
【個人資格:1級造園作業員の心得書】
難易度:1 ★☆☆☆☆
各工事現場の監督が行う作業員の検定試験。難易度の割には合格率が低く、なかなか受からない。しかし資格を持つことにより、現場監督の「お気に入り」になれると言う。
その内容は、
1.「おはようございます」が言える
2.「おつかれさまです」が言える
3.「わかりました」が言える
4.「ごめんなさい」が言える
5.「へんじ」ができる
6.「あいず」ができる
7.突然「やすまない」
8.突然「かえらない」
9.突然「やめない」
10.「わからない」ことは聞く
以上の10項目(100点満点中)のうち、6項目(60点以上)で合格できる。
5.特長(庭師の手伝い人の性格)
造園の「初級職人」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・自然が相手の仕事なので、心が癒される。
・何も考えなくていい。面倒くさい人間関係の「しがらみ」に悩まなくていい。
悪いところ
・草に負ける。肌が弱い人にはつらい。
・虫にやられる。特に「スズメバチ」には要注意だ!
・人力作業が多い。建設機械が入らない所はすべて手作業。
社会的地位
階級:ブルーカラー(下流階級)の底辺
土木作業員並みの階級で「底辺」と、陰で囁かれている。確かにその通り。このままではイカン!!
生き残り
・外国人達に仕事を奪われる確率:100%
・人工知能に仕事を奪われる確率:0%
・建設ロボに仕事を奪われる確率:0%
今流行りの人工知能には到底マネできない仕事で、仕事を奪われる心配はない。しかし「外国人労働者」と言う荒波に呑み込まれるだろう。ドゲンカセント!
6.転職(庭師の手伝い人の将来)
造園の「初級職人」の職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
最初に、造園の初級職人で【庭師の手伝い人】から始めよう。
・なりかた1:職業安定所に出向き、造園業で「初心者大歓迎!」の求人を探す。
・なりかた2:海よりも、山が好きだ。
・なりかた3:昆虫が苦手ではなく、草木に触っても草負けしない強い肌を持つ。
そのあと・・・
修業を行い、上級の位で造園の普通職人【ありふれた庭師】に進化しよう!
・なれる条件1:造園業に携わり、5年の月日が流れる。
・なれる条件2:数々の剪定技を覚えた。
・なれる条件3:このまま一生、したっぱ職人として生きていくことに不安を持った。
・なれる条件4:「ドゲンカセントイカンバイ」と思った。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おすすめの転職先1:まだまだ転職するには、早いと思われます。とりあえず「手に職」を付けてから、考えてみては如何でしょうか?
7.総括(庭師の手伝い人のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
将来、庭師を目指す方へ・・・
この初級職人の職業は「庭職人」を目指す方にとって、避けては通れない道です。
ここで挫折せず、修業を積み、一流の庭師になってください。
皆様の夢が叶うように心からお祈りします。
ガンバッ!!
願。
・そのほかの造園工事の職業を見てみる。