「禅(ZEN)詫(WABI)寂(SABI)日本(JAPAN)!!」
・日本庭園の庭師とは?
日本でも数えるほどしかいない、純和風の「庭造り&手入れ」のスペシャリスト。庭園の職人ともいう。
現在、庭の価値が薄れてきた日本で唯一、伝統技を守りゆく職業の者。
その中には、宮内庁御用達の「お庭番衆」も存在するといわれる。
そんな日本庭園に興味を持った、
「そこのあなた!!」
まずは、ご覧あれ!👇
- 1.職業(日本庭園の庭師の仕事)
- 2.能力(日本庭園の庭師の強さ)
- 3.装備(日本庭園の庭師の装飾品)
- 4.特技(日本庭園の庭師の得意技)
- 5.特長(日本庭園の庭師の性格)
- 6.転職(日本庭園の庭師の将来)
- 7.総括(日本庭園の庭師のまとめ)
1.職業(日本庭園の庭師の仕事)
造園の「上級職人」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:日本庭園の庭師
LEVEL:10(経験年数10年以上)
HP:40(肉体のつよさ)
MP:20(頭脳のつよさ)
経験値:3650(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(専門業種)
業種:造園(正式名:造園工事業)
職業:職人(正式名:造園工)
階級:上級の位
おもな仕事と思われる内容
【日本庭園の仕事】
昔から「町一番」と言われる、お金持ちの庭造りと庭木の剪定。
室町時代から継承される技を用いての「日本庭園(和風庭園)」の庭造り。
現在ある日本庭園の庭木の剪定、維持管理。
などが業務である。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者のこと。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすく、用事があったら意外と休めるが、もちろん給料はもらえない。
・賃金形態:日給制
一日いくら?の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年間52日の休みとなる。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数。
【きほんの給料】
・給与:年501万円(月42万円)
日給は一日16,000円の日当がもらえる。
時給にすると2,000円で、建設界の普通作業員よりはるかに高い賃金(作業員の1.6倍、キャバ嬢の1/√2倍より高い)がもらえる。
計算すると、年間で年313日×16000円=501万円となる。月給は月26日×16000円=42万円なり。
・残業:年15万円(月13000円)
造園の工事の場合、一般の個人宅や公共道路の剪定が多いので、あまり残業はない。残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、月5時間×2000円×1.25倍=13000円、年12ヶ月×13000円=15万円なり。
・休出:年14万円(月12000円)
夜間作業はほとんどないが、繁盛期(8~3月まで忙しい)にお客さんの都合で、日曜出勤しないといけない。1年間で6日ほど。
計算すると日16000円×6日×1.5倍=14万円なり。
・賞与:年16万円(1回8万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では、年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。寸志として、8万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収546万円(月給46万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-19万円(月-1.6万円)
造園工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割=12日(月1日)となる。
・連休による休み:年-24万円(1回-8万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-111万円(月-9.3万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約22%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収392万円(月給33万円)
額面の年収546万円(月給46万円)
年間の差額 -154万円(月間-13万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(日本庭園の庭師の強さ)
造園の「上級職人」に必要な、色々な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:37ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■■■■■■□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。庭造りや選定作業と力が必要な場面が多く存在する。腕力をつけておこう。
うでまえ(技前)
技: 7 ★★★★★★★☆☆☆
手先の器用さのこと。過去の遺産を復元する「古(いにしえ)」の技使いともなると、人並外れた腕が必要だ!
たいりょく(体力)
体: 6 ★★★★★★☆☆☆☆
持久力の長さのこと。庭木を植え庭石を据えるには、丈夫な体が必要だ!
かしこさ(賢さ)
賢: 6 ★★★★★★☆☆☆☆
頭の良さのこと。庭木に使う草木の種類、庭石に使う石岩の種類と膨大な量の知識が必要。別名「庭園博士」とも呼ばれるほどの・・・
すばやさ(素早さ)
速: 6 ★★★★★★☆☆☆☆
機敏な動きのこと。上級職人にもなると、普通作業員の1.5倍のスピードで動ける。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 7 ★★★★★★★☆☆☆
精神力の強さのこと。自分の「センスの良さ」を押し切る心の強さが必要。多少「面の皮(つらのかわ)」が厚くならないといけない。
3.装備(日本庭園の庭師の装飾品)
造園の「上級職人」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【手動系】
専用の武器:巨匠重光の剪定バサミ
普通の武器:巨匠重光の刈り込みバサミ
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の保護:ねじり鉢巻き
【籠手系】
手の装飾:龍の刺繍が入った手甲
手の保護:高級な軍用手袋
【鎧系】
体の保護:特注の印半纏(はんてん)
体の保護:高級な乗馬ズボン
体の防護:剪定師の前掛け
【甲掛系】
足の保護:高級な脚絆(きゃはん)
足の保護:虎の刺繍が入った地下足袋
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:高級革製の腰袋
【工具系】
装飾品:砂利均し用の熊手
装飾品:砂利均し用の竹ほうき
【乗物系】
専用車:ちょっとお高い軽の箱バン
4.特技(日本庭園の庭師の得意技)
造園の「上級職人」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【植物辞典(頭技)】
難易度:4 ★★★★☆
日本庭園に使用される植物の特性を、完璧に覚える技。その数は多く、最低でも300種類は覚えないといけない。
【日本庭園形式(心技)】
難易度:4 ★★★★☆
古来から伝承される庭園づくりの方法。いくつかの種類に分類され「池泉庭園・枯山水庭園・露地庭園」の3つに分類される。また、その中の池泉庭園は「鑑賞式(座りながら)・回遊式(歩きながら)・舟遊式(船に座って)」と見物方式が異なる。
できれば覚えたい特殊技
【奥義:アシンメトリー(心技)】
難易度:4 ★★★★☆
アシンメトリーを日本語で翻訳すると「左右非対称」のことで、日本文化を語るにあたっては、欠かせない情緒や風情など醸し出す技。
外国の「彼奴ら」には到底マネできない奥義でもある。ちなみに、西洋文化では直線を好み、シンメトリー(左右対称)が愛される。
持っておきたい資格術
【国家資格:1級造園技能士】
難易度:3 ★★★☆☆
造園工事の管理のほうではなく「作業」のほうで一番上位の資格。なくても作業はできるのだが、持っているとただ単純に「カッコイイ」ので、ぜひ取得を!
【マル秘書物:日本庭園の五輪の書】
難易度:5+ ★★★★★+★
造園業界にひそかに伝わる幻の兵法書で、造園のことについて書かれており5巻で構成される。そして、その書は「剣豪:宮本武蔵」を知る人の親戚のそのまた親戚の元造園屋が書いたと言われる。※その5巻の一部抜粋
・1.地之巻
武蔵が考え出した「兵法の原理原則」を、造園の心得に応用した構え方が書かれている。
・2.水之巻
武蔵が編み出した「二天一流」の技を、造園の技術に応用した構え方が書かれている。
・3.火之巻
武蔵が思い出した「戦略・戦術」の考え方を、造園の段取りに応用した構え方が書かれている。
・4.風之巻
武蔵が見出した「他の剣術流派」の意見を、造園の転職に応用した構え方が書かれている。
・5.空之巻
武蔵が極めた「空」の境地を、造園の鍛錬に応用した構え方が書かれている。
5.特長(日本庭園の庭師の性格)
造園の「上級職人」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・自分の作った庭園を、施主さんに「いい庭ができたね!」と言ってもらえると、感動のあまり泣きたくなる。
・物事を「極める」ということを実感できる。
悪いところ
・すべては「センス」の世界であり、己の勘だけが頼りの仕事。喜んでもらえるかどうかは施主次第。
社会的地位
階級:メタルカラー(中流階級)の貧乏脱出層
業界トップの地位を持つ。今のところ「メタルカラー」の中流階級だが、独立することにより上流階級の「ホワイトカラー」に昇級できるという。
生き残り
・外国人達に仕事を奪われる確率:0%
・人工知能に仕事を奪われる確率:0%
・ロボットに仕事を奪われる確率:0%
・この職業で生き残れる確率:100%
古来より、長き時を得て伝統技を受け継ぐ者。「生き残れるか?」と言うよりも「生き残ってきた!」と言う表現のほうが正しい。日本古来の庭園技を絶やさぬべし!!
6.転職(日本庭園の庭師の将来)
造園の「上級職人」の職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
最初に、造園の上級職人で【日本庭園の庭師】から始めよう。
・なりかた1:幼少のころから「草花」を愛し「林木」を愛している。
・なりかた2:日本庭園に関する知識は、誰にも負けない自信がある。
・なりかた3:個人宅の庭造りでは物足りない。もっと大きな仕事がしたいと思っている。
そのあと・・・
修業を行い、造園の神級職人の位【庭園の請負師】に進化しよう!
・なれる条件1:最近「このままじゃいけない」と思うことがある。
・なれる条件2:忘れかけたはずの「熱き情熱」を思い出した。
・なれる条件3:グーグル先生に「造園 独立 検索」とたずねた。
・なれる条件4:そして覚悟を決めた。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おすすめの転職先1:造園の庭石の技は、石垣の石積に応用できるので【石積の神級職人】になってみる。
・おすすめの転職先2:あとは、これと言ってないのだがとりあえず【一般土木の神級職人】くらいしか思いつかない。
7.総括(日本庭園の庭師のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
日本庭園という。日本にしか存在しない庭の作り方を職業とした人。
現在その技術は、若者たちの価値観の違いにより、衰退の一行をたどる。
そう、
昔は「車の改造」に価値を見出していたが、今は「車に興味」がないように・・・
しかし!
絶やすわけにはいきません!!
禅。
・そのほかの造園工事の職業を見てみる。