ケンセツクエスト~建設界の神々の職業を求めて~

【伝説の土木職人】に【あこがれの現場所長】や【幻の事務員秘書】など・・・さまざまな建設業の業種と職業の紹介!

【舗装工事業】黒瀝色のペーブメントとは?どういう会社?

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「黒舗装の業(わざ)を使い、道なる道をアスファルトで敷き尽す!」

 

黒瀝色のペーブメントとは?

建設業界の【土木系】の種族に属し、舗装の業を持って、舗装工事の完成を請け負う者の総称。

英名:ペーブメント(アスファルト舗装屋)と呼ばれ、数多くあるインフラ整備における「道路の仕上げ」を担う業種である。

そして、

黒舗装の業のみを磨き続け、専門技に特化した特殊部隊の集団である。

また、

【瀝青】系の属性で【黒】の色がイメージだ。

 

【舗装工事の会社の目次】

 

 

1.任務~舗装工事の仕事~

【舗装工事業】という任務を遂行する者の仕事内容など。

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基本情報

業界:建設業 0301

種族:土木系

業種:舗装工事

許可の規模:一般

許可の種類:土・と・ほ

舗装工事業の特長

「アスファルト舗装」と言われる舗装工事のみを「専門」に施工する業者のことで、ほかの作業は一切やらないと言われる。

その工種は「路床工~路盤工~AS舗装」と数が少なく、単純作業が多くなるが、その分専門性にたけている。まさに「狭く、深く」がぴったりな業者だ。

メインとなる舗装工事の種類と割合

道路のアスファルト舗装がほとんどの工事を占めていて、路盤工とAS舗設がほとんどの作業内容となる。

公道のAs舗装工事:80%

駐車場の舗装工事:5%

道路の維持修繕:10%

その他いろいろ:5%

公共工事と民間工事の比率

ほとんどの受注工事が、官公庁が発注する公共事業で、民間工事では駐車場のAS舗装ぐらいで、ほとんどない。

公共工事の比率:90%

民間工事の比率:10%

元請けと下請けの割合

舗装工は、土木一式工事の中に含まれて発注されることが多く、そのため土木業者からの下請け工事が多くなりやすい。

元請けの割合:50%

下請けの割合:50%

自社施工と外注施工の割合

自社施工が基本であり、よほど忙しくない限り下請けには出さない。それだけ専門性が高い業種だ。

自社施工率:90%

外注施工率:10%

 

 

2.基地~舗装会社の能力~

それでは舗装の会社内部を格付けしてみた!

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規模力:Aランク

会社自体は普通で、それなりの設備があり、従業員も「事務系で10名くらい」、「現場系で20名くらい」の会社の規模。そして、ほとんどの工事を自社で行い、4000万円以上の工事を下請けに出すことはまずない。よって一般建設業の許可で十分の会社。

設備力:SSランク

アスファルトフィニッシャー、モーターグレーダー、マカダムローラー、タイヤローラーなどと、多くの舗装用建設機械を保有しなければならないので、設備費も格段に高くなる。かなりの金額が必要。

人員力:Sランク

アスファルト舗設時には、一班で10数名の作業員が必要になるので、それなりの人員確保をしなければならない。

資金力:Aランク

建設機械や工事車両に経費が掛かるので、かなりの資金力が必要となる。発注者が官公庁の公共工事では、工事金の未払いはないが、下請け工事には気を付けよう。

総合力:Bランク

専門力がありすぎるため、舗装工事以外のことは苦手である。そして総合的な施工管理は不得手である。

専門力:SSランク

専門性で言えば、建設業界内でもトップクラスに当たる。まさに、「スーパースペシャル級」の技術力だ。

 

 

3.組織~舗装業者の系譜~

舗装の任務を【遂行】するのに必要な職業と階級を紹介!

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舗装の監督(現場系)

施工管理を最も得意とし、機材資材の発注、品質管理、出来形管理と書類作成が主な仕事。監督と言われるがデスクワーク(事務所)よりサイトワーク(現場)での方が多いのが特長。4つの階級が存在する。

 

神級監督の【ICT舗装工の現場員】

上級監督の【アスファルトの舗装技士】

普通監督の【アスファルトの現場員】

初級監督の【とりあえず現場代理人】

 

舗装の運転手(現場系)

舗装工事の代名詞である「舗装専用機」をあやつる運転手。彼らの存在なしでは、舗装工事は完成しない。初級から神級までの4つの階級からなる。

 

神級運転手の【フィニッシャーマン】

上級運転手の【グレーダーマン】

普通運転手の【バックホーマン】

初級運転手の【ローラーマン】

 

舗装の作業員(現場系)

手作業のスペシャリスト。As舗装の場合、ほとんどの作業を機械で施工するが、人力作業や着工、完成準備には、欠かせない職業である。特に、As舗装の「仕上がりの調整」を担当するアジャスターマンは、必ず一人は必要。

 

神級作業員の【ホソ―ノオバチャン】

上級作業員の【アジャスターマン】

普通作業員の【レーキマン】

初級作業員の【スコップマン】

 

 

4.資格~舗装の業に必要な証~

舗装工事の【業】を使うにあたり最低限必要な免許や資格!

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建設業の許可(会社)

土木工事業の許可は、舗装工事を「元請け」で受注した時に必要となり、舗装工事業の許可は、舗装工事を「下請け」や直接施工する時に必要となる。ちなみに自社施工が基本なので、許可の規模は「一般建設業」で事足りる。

土木工事業(総合)

とび土工工事業(専門)

ほ装工事業(専門)

施工管理系の資格(監督)

現場で「主任技術者」になれる資格で、舗装の監督を目指す者は、ぜひ取得しておきたい資格である。「特定建設業の許可」を持たない会社では、2級の資格で十分である。

ただし、舗装施工管理技術者(民間資格)の資格では、主任技術者にはなれない。

土木施工管理技士(国家資格)

建設機械施工技士(国家資格)

舗装施工管理技術者(民間資格)

事務所系の資格(事務員)

現場では、ほとんど関係がない事務職の資格だが、会社を評価する「経審」の点数アップには欠かせない資格。2級以上で点数が加算され、1級は鬼のごとく難しいと言われる。

建設業経理士(公的資格)

現場作業系の資格(運転手)

舗装工事に限らず、ほとんどの建設機械を運転できる車両系(3t以上)の資格と、無制限に運転できるローラーの資格があれば、舗装業では「鬼に金棒」である。

車両系建設機械の整地等用(技能講習)

ローラーの運転(特別教育)

作業主任者系の講習(職人)

舗装工事の場合「作業主任者」が必要となる作業はほとんどない。

自動車系の免許(運転手)

自動車の運転免許がないことには、現場の移動もままならい。作業員を目指す者でも、まずは普通免許を取ることだ。

それと、舗装用建設機械で公道を走るので、舗装の運転手を目指す者に大型特殊免許はどうしても必要だ。

普通自動車運転(免許)

中型自動車運転(免許)

大型自動車運転(免許)

大型特殊車免許(免許)

 

 

5.格納庫~大きな機械の倉庫~

舗装工事の【武器】であり、最も活躍する建設機械や工事車両の種類!

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建設機械系(専用機)

舗装現場で最も活躍する、舗装工事のために開発された建設機械。どの機械も特殊な乗り物ばかりだ。

アスファルトフィニッシャー

モーターグレーダー

タイヤローラー

ロードローラー

路面切削機

建設機械系(汎用機)

いろんな工事でも活躍する建設機械で、舗装工事によく使用される建設機械。特に、バックホウは人力舗装で重宝される。

ミニバックホウ

小型ブルドーザー

トラクターショベル

小型機械系

主に作業員が使用する、搭乗式以外の小型機械。資格が必要なくても使えるため、作業員には持って来いの機械。

振動ローラー

タンピングランマ

プレートコンパクター

エンジンスプレイヤー

工事車両系

舗装工事でよく使われる自動車で、合材の運搬、石材の運搬、機械の回送、作業員の移動に使われる。

ダブルキャブ

ダンプトラック

クレーン付き回送車

大型回送車

 

 

6.道具箱~小さな工具の小物入れ~

舗装工事には欠かせない【小道具】の数々!

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工具系の道具

作業員や職人には欠かせない、手作業で使う工具類。数は少ないが、舗装工事には必要な工具。

角型スコップ

アスファルトレーキ

アスファルトタンパー

ガスバーナー

合材ふるい

測量系の道具

監督専用の測量道具。舗装工事の場合、あまり測量関係には道具は使わない。

オートレベル

アルミ製スタッフ

アスファルト温度計

テープ巻き尺

 

 

7.まとめ~要約してみる~

舗装工事の業(わざ)と言うものを、まとめてみました。

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感想を書いてみる。

舗装工事とは・・・

近年の流通社会では欠かせない、インフラ整備「道路」の仕上げを専門の業(わざ)とした業者。

アスファルトの舗装工事なしでは、現代のような文明の発展は、なかったと思われる。

そして、

これから先も「舗装」という工事は消滅することは、まずない!

これからここを目指す者よ・・・

舗装の門を開けるのだ!

 

 瀝。