「砂をすくい…また砂をすくう…そして、また砂をすくう…」
・タイヤショベルの運転士とは?
法面工事の吹付作業の時に、吹付の材料となる「砂」を運び「吹付機」を操作する役目の一般的な普通の運転手のこと。
そんなに難しくはなく一般の成人男性であれば、なんとなくできる職業でもある。
それでは、その中身を見てみよう!👇
- 1.職業(タイヤショベルの運転士の仕事)
- 2.能力(タイヤショベルの運転士の強さ)
- 3.装備(タイヤショベルの運転士の装飾品)
- 4.特技(タイヤショベルの運転士の得意技)
- 5.特長(タイヤショベルの運転士の性格)
- 6.転職(タイヤショベルの運転士の将来)
- 7.総括(タイヤショベルの運転士のまとめ)
1.職業(タイヤショベルの運転士の仕事)
法面の「普通運転手」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:タイヤショベルの運転士
LEVEL:3(経験年数3年以上)
HP:20(肉体のつよさ)
MP:0(頭脳のつよさ)
経験値:1095(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(専門業種)
業種:法面(正式名:とび土工工事業)
職業:運転手(正式名:一般運転手)
階級:普通の位
おもな仕事と思われる内容
法面工事の中の「吹付工」でタイヤショベルの運転、プラント操作が業務である。
【吹付工の作業】
1.モルタル吹付
2.コンクリート吹付
3.植生基材吹付
4.種子吹付
などの機械運転業務と、いろいろな雑用がある。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者のこと。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすく、用事があったら意外と休めるが、もちろん給料はもらえない。
・賃金形態:日給制
一日いくら?の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年間52日の休みとなる。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数。
【きほんの給料】
・給与:年376万円(月31万円)
日給は一日12,000円の日当がもらえる。
時給にすると1,500円で、建設界の普通作業員と約同じ水準の賃金(作業員の1.2倍、キャバ嬢の半分ちょい)がもらえる。
計算すると、年間で年313日×12000円=376万円となる。月給は月26日×12000円=31万円なり。
・残業:年11万円(月9000円)
法面工事の場合、公共事業の元請けと下請け工事が主なので、あまり残業はない。残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、月5時間×1500円×1.25倍=9000円、年12ヶ月×9000円=11万円なり。
・休出:年0円(月0円)
夜間作業はほとんどなく、休日出勤もほとんどない。
・賞与:年10万円(1回5万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では、年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。寸志として、5万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収397万円(月給33万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-14万円(月-1.2万円)
法面工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割=12日(月1日)となる。
・連休による休み:年-18万円(1回-6万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-73万円(月-6.1万円)
社会保険や雇用保険、所得税など国にとられる税金で、給料総額の「約20%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収292万円(月給24万円)
額面の年収397万円(月給33万円)
年間の差額 -105万円(月間-9万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(タイヤショベルの運転士の強さ)
法面の「普通運転手」に必要な、色々な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:16ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■□□□□□□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。機械の運転やプラントの操作が主な作業なので力は必要ない。
うでまえ(技前)
技: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
操縦技術の高さのこと。運転技はそこまで必要ではない。「砂をすくう」基本操作ができればいい。
たいりょく(体力)
体: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。必要ないと思われる。機械の運転が主なだけに。
かしこさ(賢さ)
賢: 1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。賢さもそれほど必要ではない。プラントのスイッチを「オンオフ」できれば良い。
すばやさ(素早さ)
速: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。そんなにびっくりするほどの動きは必要ない。そしてタイヤショベルの速度以上は動けない。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
精神力の強さのこと。強くなくてもいい。高所で作業する職人たちにくらべると、精神的にも楽なものである。しかも安全。
3.装備(タイヤショベルの運転士の装飾品)
法面の「普通運転手」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【機械系】
積込属性:トラクターショベル
積込属性:ショベルローダー
楊重属性:フォークリフト
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:運転者のヘルメット
【籠手系】
手の保護:厚手の軍手
【鎧系】
体の保護:運転手らしい作業服
【甲掛系】
足の防護:鉄入りの半長靴
どうぐ(道具)
【道具系】
装飾品:吹付機
装飾品:ベルトコンベアー
装飾品:計量ホッパー
【乗物系】
専用車:4tダンプトラック
4.特技(タイヤショベルの運転士の得意技)
法面の「普通運転手」が経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【フォークリフト・オペ(操作技)】
難易度:2 ★★☆☆☆
セメントなどの材料をトラックから、降ろしたり積んだりする時に使う機械の操作技。基本操作は車とおんなじで、レバーの上げ下げで材料を持ち上げる。簡単だ!
【ショベルローダー・オペ(操作技)】
難易度:2 ★★☆☆☆
フォークリフトの爪先が、ショベルに代わったような機械の操作技。砂をすくって吹付機に入れる作業で使われる。操作の簡単で、舗装された道路や工場などで大活躍する。
【トラクターショベル・オペ(操作技)】
難易度:2 ★★☆☆☆
4輪駆動のトラクターに、ショベルがついている建設機械の操作技。吹付で使われる砂をすくうのにもってこいの機械。工事現場などの過酷な場所での使用が可能。
【プラント・オペ(操作技)】
難易度:2 ★★☆☆☆
吹付工の吹付機を操縦する技で、実際に吹付作業を行う職人に、材料を届ける技である。難しそうに思える技だが、スイッチの「入り切り」で片が付く技だ。
できれば覚えたい特殊技
【ジャックナイフ(操作技)】
難易度:5 ★★★★★
海外には、いろんな技を持つ人がいる。ホイルローダーの後輪を浮かして、前輪だけでバランスをとる奥義。詳しいことは、YouTubeでご確認願いたい。
持っておきたい資格術
【技能講習:フォークリフト運転者】
難易度:2 ★★☆☆☆
吹付材料を、運搬車から降ろすのに使われる建設機械「フォークリフト運転者」と呼ばれる資格で、最大荷重「1t」を境に、技能講習と特別教育に分かれる。分類上は「車両系荷役運搬機械」と言われ、正確には建設機械ではない。
【技能講習:ショベルローダー運転者】
難易度:2 ★★☆☆☆
二輪駆動で、フォークリフトにショベルをつけた機械の資格技。「ショベルローダー等運転者」と呼ばれる資格で、最大荷重「1t」を境に技能講習と特別教育に分かれる。分類上は「車両系荷役運搬機械」と言われフォークリフトの仲間である。ちなみに、この資格ではトラクターショベルには乗れない。
【技能講習:車両系建設機械運転(整地等)】
難易度:2 ★★☆☆☆
四輪駆動で、機体が中折れする建設機械のことでショベルローダーとは明確に分けられている。「トラクターショベル運転者」と呼ばれる資格になり、機体重量「3t」を境に技能講習と特別教育に分かれる。分類上は「車両系建設機械」となり、より高度な資格と言える。ちなみに、この資格ではショベルローダーには乗れない。
5.特長(タイヤショベルの運転士の性格)
法面の「普通運転手」の良いところ悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・法面工事の職業の中では、唯一力と体力を使わない職業。基本的に楽である。
悪いところ
・「砂をすくう」のみの運転作業なので、バックホウの運転手みたいに「腕」が磨かれない。
社会的地位
・階級:ブルーカラー(下流階級)の貧困層
労働者というサイトワーカーたちの別名で「労働階級」と呼ばれる部類。
生き残り
微妙なポジションの法面の普通運転手。案外簡単な作業だけに「普通作業員」にポジションを奪われるかも?
今の職に満足せず、日々精進しよう!
6.転職(タイヤショベルの運転士の将来)
法面の「普通運転手」の職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
最初は、法面の普通運転手で【タイヤショベルの運転士】から始めよう。
・なりかた1:タイヤショベルの運転ができる。
・なりかた2:高い所がどうしても苦手。
・なりかた3:人より体力があまりない。
・なりかた4:上記の思いを会社の上司に伝える。
そのあと・・・
修業を行い、上級位で法面の上級運転手【グラウンドアンカー工】に進化しよう!
・なれる条件1:全国に3000名ほど、しかいない「グラウンドアンカー施工士」の資格を持っている。
・なれる条件2:「車両系建設機械運転者」の資格を持っている。
・なれる条件3:機械の操作が、割と好き。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おすすめの転職先1:そんなに運転が好きなら【土木土工の普通運転手】になると、毎日重機に乗れるぞ!
・おすすめの転職先2:全く畑違いの業界だが、唯一似たような作業の【畜産業の普通運転手】なんかは、どうだろうか?
7.総括(タイヤショベルの運転士のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
タイヤショベルの運転手。
何でもないようなことだが、トラクターショベルと、ショベルローダーは違うらしい。
外見は、ほとんど一緒のように思えるが・・・
「トラクターショベル:建設機械」と「ショベルローダー:荷役運搬機械」とに分けられ、それぞれ違う資格が必要なみたいだ。
ややこしいにもほどがある。
そんなルールに惑わされず自分を貫いていこう!
「光の射す方へ・・・」
荷。
・そのほかの法面工事の職業を見てみる。