「削孔～鋼線～注入～緊張！ヤマを食い止める山留のプロ！！」
・グラウンドアンカー工とは？
運転手と職人の両方の技を併せ持つ「ハイブリッド」な職人。
一応、上級職と定義しているが運転手と職人の「中間」なのでステータスは低い。
が、
一般の土木工事では見られないような特殊技を豊富に持つ。
それでは詳しく見てみよう！👇
- 1.職業（グラウンドアンカー工の仕事）
- 2.能力（グラウンドアンカー工の強さ）
- 3.装備（グラウンドアンカー工の装飾品）
- 4.特技（グラウンドアンカー工の得意技）
- 5.特長（グラウンドアンカー工の性格）
- 6.転職（グラウンドアンカー工の将来）
- 7.総括（グラウンドアンカー工のまとめ）
1.職業（グラウンドアンカー工の仕事）
法面の「上級運転手」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前：グラウンドアンカー工
LEVEL：10（経験年数10年以上）
HP：40（肉体のつよさ）
MP：5（頭脳のつよさ）
経験値：3650（次のレベルまであと365日）
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業界：建設業
種族：土木系（専門業種）
業種：法面（正式名：とび土工工事業）
職業：運転手（正式名：特殊運転手）
階級：上級の位
おもな仕事と思われる内容
【削孔・鋼線・注入・緊張のしごと】
「グラウンドアンカー工」と呼ばれる法面に穴をあけ、PC鋼線を差し込み、グラウトを注入する一連の作業が仕事だ。
「ロックボルト工」と呼ばれる法面に穴をあけ、鉄筋を挿入し、グラウトを注入する、一連の作業が仕事だ！
そして、
削孔機の操作のみではなく、時には建設機械のバックホウに「アタッチメント」として、削孔機を取り付け「孔」を穿つのも仕事だ。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態：雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者のこと。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすく、用事があったら意外と休めるが、もちろん給料はもらえない。
・賃金形態：日給制
一日いくら？の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ！
・勤務形態：時間労働
一日8時～17時までの8時間労働（休憩1時間）で、休日が日曜日だけの年間52日の休みとなる。計算すると、年間313日（月26日）の出勤日数。
【きほんの給料】
・給与：年438万円（月37万円）
日給は一日14,000円の日当がもらえる。
時給にすると1,750円で、建設界の普通作業員よりかなり高い水準の賃金（作業員の1.4倍、キャバ嬢の半分+半分の半分）がもらえる。
計算すると、年間で年313日×14000円＝438万円となる。月給は月26日×14000円＝37万円なり。
・残業：年13万円（月11000円）
法面工事の場合、公共事業の元請けと下請け工事が主なので、あまり残業はない。残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、月5時間×1750円×1.25倍＝11000円、年12ヶ月×11000円＝13万円なり。
・休出：年0円（月0円）
夜間作業はほとんどなく、休日出勤もほとんどない。
・賞与：年12万円（1回6万円）
ボーナスのこと。通常一般の会社では、年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。寸志として、6万円ほどもらえることがある。
・手当：年0円（月0円）
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収463万円（月給39万円）
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み：年-17万円（月-1.4万円）
法面工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割＝12日（月1日）となる。
・連休による休み：年-21万円（1回-7万円）
1月の正月休み（5日間）、5月のゴールデンウイーク（5日間）、8月のお盆休み（5日間）の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取：年-89万円（月-7.4万円）
社会保険や雇用保険、所得税など国にとられる税金で、給料総額の「約21％」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収336万円（月給28万円）
額面の年収463万円（月給39万円）
年間の差額 -127万円（月間-11万円）
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です！！
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力（グラウンドアンカー工の強さ）
法面の「上級運転手」に必要な、色々な基本能力値を解説！
つよさ（強さ）
総合能力値：28ポイント（60ポイント中）
0■■■■■■■■□□□□□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから（筋力）
力： 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
腕力の強さのこと。機械の操作が主な仕事なので、器具の設置時に普通の力があればいい。
うでまえ（技前）
技： 7 ★★★★★★★☆☆☆
操作技術の高さのこと。削孔時の反力を計算しながら、設計角度を保たなければならない。意外に難しい技だ。
たいりょく（体力）
体： 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。夏場に負けない体力が必要。だが基本的に機械操作なので、普通にあれば良い。
かしこさ（賢さ）
賢： 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。新しい機械を操作するために、取扱説明書が読めればよい。
すばやさ（素早さ）
速： 3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。どんなにがんばっても、ドリルの穿孔スピード以上は出せない。なので作業員程度の速度でよい。
こころのつよさ（心の強さ）
心： 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
精神力の強さのこと。必ず安定地盤まで削孔しないといけない。「折れない」心の強さが必要。
3.装備（グラウンドアンカー工の装飾品）
法面の「上級運転手」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき（武器）
【機械系】
穿孔属性：ロータリーパーカッション
穿孔属性：クローラドリル
【器具系】
緊張属性：PC鋼線緊張用器具
ぼうぐ（防具）
【兜系】
頭の防護：二本線のヘルメット
【籠手系】
手の保護：革製の手袋
【鎧系】
体の保護：職人らしき作業服
【甲掛系】
足の防護：かね入りの安全靴
どうぐ（道具）
【道具系】
装飾：車両系の資格証
装飾：グラインダー（サンダー）
【乗物系】
専用車：削孔機運搬トラック
4.特技（グラウンドアンカー工の得意技）
法面の「上級運転手」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【ロックボルト（腕技）】
難易度：3 ★★★☆☆
PC鋼線の代わりに鉄筋を挿入して支持力を得る工法技で、基本的に削孔することに変わりはない技。
できれば覚えたい特殊技
【奥義：無人アンカー機（無線技）】
難易度：3 ★★★☆☆
リモコンを使って削孔機を操作し、法面に孔を穿つ技で奥義のこと。足場が悪い急斜面のアンカー工事でも、何の危険もなく簡単に「こなす」ことが出来るという奥義。
持っておきたい資格術
【国家技能：グラウンドアンカー施工士】
難易度：3 ★★★☆☆
法面屋、唯一の施工資格。アンカー工になりたい者はまずはここからの資格。合格率は、60％ほどの難易度らしい。
5.特長（グラウンドアンカー工の性格）
法面の「上級運転手」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・過酷な仕事の法面工事だけに、足場で組んである作業台の上で削孔機を操作するのは楽である。
悪いところ
・この作業にはミスは許されない。なんせ完成後、人の命が掛かっているのだから。
社会的地位
・階級：メタルカラー（中流階級）の貧乏脱出層
「メタルカラー」と呼ばれる中流階級で、運転手の上位の地位に当たる。とりあえず下級階級はクリヤーしている。
生き残り
まさに、法面専用の特殊機械。これを操縦できるのならば生き残りはたやすい。会社さえ存続してくれれば安泰だろう。
6.転職（グラウンドアンカー工の将来）
法面の「上級運転手」の職業を極め！進化し！転職せよ！
まずは・・・
法面の上級運転手で【グラウンドアンカー工】から始めよう。
・なりかた1：全国に3000名ほど、しかいない「グラウンドアンカー施工士」の資格を持っている
・なりかた2：「車両系建設機械運転者」の資格を持っている。
・なりかた3：機械の操作が割と好き。
そのあと・・・
修業を行い、上位で法面の神級運転手【ロッククライムショベル・オペ】に進化しよう！
・なれる条件1：機械操作だけでなく、高い所からもぶら下がれる。
・なれる条件2：珍しい建設機械に乗ってみたい。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職！！
・おすすめの転職先1：「斜」ではなく「陸」を削孔する【杭打工事の運転手】になってみよう。
7.総括（グラウンドアンカー工のまとめ）
そうかつという名の感想。
まとめてみた
法面工事の上級職と呼ばれる運転手。
しかし、実際には「職人」と呼ばれる職業に近いかもしれない。
でも、建設機械を操作することから、運転手のカテゴリーに分類される。
そして、この仕事も奥が深く、まだ解明されていないことも多く存在する。
謎おおき職。
機。
・そのほかの法面工事の職業を見てみる。
