「現場監督が最もうらやむ職業!伝説の神、土木一般世話役!!」
・伝説の土方棒心とは?
土木現場四神の一人で、職人の長として存在し【神獣:玄武】の称号をもつ神職業。
ちなみに、守護する方角は「北」である。
土木の業を継ぐ者として、現場作業のすべてを極めし、最も上級の職人。
現場監督をも部下にして、自由自在に現場を動かし、トラブルが発生すると現場監督に責任を押し付ける。
と、
いう風に、己の失敗をも現場監督の責任にする権限を持つ。
見習い作業員の特権である【無責任】さと、現場監督以上の【恐権限】を併せ持つ。
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- 1.職業(伝説の土方棒心の仕事)
- 2.能力(伝説の土方棒心の強さ)
- 3.装備(伝説の土方棒心の装飾品)
- 4.特技(伝説の土方棒心の得意技)
- 5.特長(伝説の土方棒心の性格)
- 6.転職(伝説の土方棒心の将来)
- 7.総括(伝説の土方棒心のまとめ)
1.職業(伝説の土方棒心の仕事)
一般土木の「神級職人」の基本的な内容の解説。
基本ステータス
名前:伝説の土方棒心
LEVEL:30(経験年数30年以上)
HP:70(さいだいHP:100)
MP:10(さいだいMP:100)
経験値:10950(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(総合業種)
業種:一般土木(正式名:土木一式工事業)
職業:職人(正式名:土木一般世話役の棒心)
階級:神様の位
おもな仕事の内容
さまざまな種類の土木工事で経験してきた「知識と知恵」で、現場を動かす指導、指示、指揮係。
【作業員の指導】
現場の全作業員に土木工事の施工方法を指導する指導係。まだ入ったばかりの新人作業員には「現場監督より俺の方がエライ!」と、新人教育も行う。
【運転手への指示】
現場の全運転手に「ここを掘れ!」「あそこを掘れ!」「土砂を出せ!」「砕石を持ってこい!」と、まるで監督のような指示が仕事。
【職人への指示】
現場の全職人を「アゴ」だけで動かす指示係。作業は職人に任せて、指示のみが仕事。
【監督の指揮】
現場監督に、現場測量や写真撮影を急ぐように、わざと催促することを指揮する係。それと、現場監督の段取りに対する「あらさがし」と、作業が思ったより進んだ時の「手柄の横取り」などを、上司に報告することが仕事。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすくアルバイト感覚でも大丈夫な存在。もちろん給料はもらえないが・・・
・賃金形態:日給月給制
時給制の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年間52日(月4日)の休みがある。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数となる。
【きほんの給料】
・給与:年563万円(月47万円)
日給は一日18,000円の日当がもらえる。
時給にすると2,250円で、建設界の普通作業員よりは高すぎる水準の賃金(作業員の1.8倍、これでもキャバ嬢にはまだ負ける)がもらえる。
計算すると、月給は月26日×18000円=47万円。年間で年313日×18000円=563万円となる。
・残業:年17万円(月1.4万円)
一般土木の場合、公共工事が主な元請け工事であるため、残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、年60時間×2250円×1.25倍=年17万円、月1.4万円なり。
・休出:年0円(月0円)
休日出勤や、夜間作業はほとんどない。あっても緊急災害の出動で年1回くらい。なので無視。
・賞与:年20万円(1回10万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では、年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。寸志として、10万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収600万円(月給50万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-22万円(月-1.8万円)
土木工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割≒年12日のマイナス。
・連休による休み:年-27万円(1回-9万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-116万円(月-9.7万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約21%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収435万円(月36万円)
額面の年収600万円(月50万円)
年間の差額 -165万円(月-14万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(伝説の土方棒心の強さ)
一般土木の「神級職人」に必要な、いろいろな基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:40ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■■■■■■■□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 7 ★★★★★★★☆☆☆
腕力の強さのこと。数多くの現場経験より、鍛えられた力は強い。
うでまえ(技前)
技:10 ★★★★★★★★★★
手先の器用さのこと。土木の現場作業では、最高レベルの技を持つ。できないことはない。
たいりょく(体力)
体: 7 ★★★★★★★☆☆☆
持久力の長さのこと。体力も普通の職人並みで、それ相応にある。
かしこさ(賢さ)
賢: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
頭の良さのこと。現場監督になれるくらいの知識を持つ。
すばやさ(素早さ)
速: 4 ★★★★☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。自らは必要ない。作業員たちを素早く動かせればいい。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 7 ★★★★★★★☆☆☆
精神力の強さのこと。発注者の監督員や、地域住民の苦情に対しても、なにも動じない心の強さはある。
3.装備(伝説の土方棒心の装飾品)
一般土木の「神級職人」が現在装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【手動系】
鍬属性:ダイヤのカキ板(硬度10)
鋤属性:ルビーの剣スコ(硬度9)
鎚属性:サファイヤの石槌(硬度9)
梃属性:トパーズの梃子(硬度8)
鏝属性:スピネルの仕上鏝(硬度8)
※すべて特注品
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:エメラルドヘルム(硬度7)
【籠手系】
手の保護:アクアマリンの軍手(硬度7)
【鎧系】
体の保護:アメジストの作業服(硬度7)
【甲懸系】
足の防護:クォーツの安全靴(硬度7)
※すべて特注品
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:ブランド物の腰袋
【工具系】
道具:チタン製の仮枠ハンマー
道具:チタン製のミニバール
【乗物系】
専用車:7t級の回送ユニック車
通勤車:新品の軽自動車
4.特技(伝説の土方棒心の得意技)
一般土木の「神級職人」が経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【会話技:指図】
難易度:1 ★☆☆☆☆
現場監督を、まるで自分の部下のように使う言葉。よく使う言葉に「はやく写真を撮れ!」「早く丁張を掛けろ!」などがある。
【視覚技:アラさがし】
難易度:1 ★☆☆☆☆
現場監督の段取りの不手際を見つけ出し、鬼の首を取ったかのように、失敗を伝える技。これをやられると監督はとても凹む。
【頭脳技:横取り】
難易度:1 ★☆☆☆☆
思ったより現場が進んだ時に、まるで自分が段取りしたかのように、自分の手柄にする技。監督から「えっ!?そんな・・・」といわれる。
【会話技:アゴ】
難易度:1 ★☆☆☆☆
長年の勤続年数と、自由に動く言葉を使い、口だけで作業員たちを働かせる技。年季が入った年の功で、作業員たちは動かざるを得ない。
【会話技:なすりつけ】
難易度:1 ★☆☆☆☆
自分がしでかした失敗を、ほかの者がしたように振る舞う技。これが出来てから一流の職人になれる。
できれば覚えたい特殊技
【奥義技:棒心の段取り】
難易度:5 ★★★★★
現場の施工計画を無視して、自分の現場勘で作業を進めること。確かに、作業スピードは格段に上がるが、現場監督をとてつもなく困らせる最終奥義。(例:コンクリートを打った次の日に、型枠を解体するなど)
持っておきたい資格術
【国家資格:1級土木施工管理技士】
難易度:5 ★★★★★
現場で作業せずに「アゴ」だけで仕事をしたいのなら、最低持っておきたい土木系最高の資格。難易度も土木系では最高。
5.特長(伝説の土方棒心の性格)
一般土木の「神級職人」の良いところ、悪いところ、建設界での階級などなど。
良いところ
・責任が全くなく、すべて監督になすり付ける。
・権限は一番ある。現場の監督よりも。
・現場で怒ることはあっても、怒られることはない。
悪いところ
・悪いところは、これといってない。あるとすれば世間一般に、地位が低いことである。
・現場サイドでは最高のポジションだが、事務サイドになると、そのポジションは最低である。
社会的地位
・階級:メタルカラー(中流階級)の脱下流層
「伝説の棒心」と言われるだけあって、土木工事の現場の中では、神職であり最高の地位にある。ただし、一般世間では、普通の作業員と、それほど変わらないと思われている。
生き残り
・外国人達に仕事を奪われる確率:0%
・人工知能に仕事を奪われる確率:0%
・ロボットに仕事を奪われる確率:0%
土木工事の現場作業を一通りは、すべてできるため、現場ではかなり重宝される。しかし、あまりにも「口先だけ」だと、みんなから嫌われる。最悪解雇。
6.転職(伝説の土方棒心の将来)
一般土木の「神級職人」の職を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
この職業になり、職を極める!一般土木の職人で【伝説の土方棒心】になって職を極めよう。
・なる方法1:長い長い実務経験を有する。
・なる方法2:鋼の心臓を手に入れる。
そのあと・・・
レベルを上げて上級職に進化しよう!!
今のところ「伝説の土木棒心」以上の上級職はない。あるとすれば、まぎれもなく本当の【真の神】である。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
一般土木の監督への道があるが、せっかく伝説の棒心になれたのに、わざわざ他の職業にかわるメリットはないと思うが・・・
7.総括(伝説の土方棒心のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた
土木工事の棒心というのは、まさに神のような存在であり、現場監督から最も「うらやましがられる」職業である。
「俺の失敗はお前のせい、お前の成功は俺の手柄」と、ドラえもんのジャイアンのような存在でもある。
しかし、
棒心になるには、それ相応の経験が必要である。
監督に負けない知識をもち、数々の職人技を修得して、ほとんどの建設機械を操作し、作業員に負けない体力を持つ。
そして、
そのすべてを、長い年月をかけて習得して、初めてできる職業である。
土木の棒心になると、「責任は監督が、作業は作業員が、運転は運転手が」という風に仕事をやってくれるので、自分の仕事は【指揮指導】のみとなる。
何ともうらやましい、神の職業である。
神。
・一般土木の会社の中を見てみる。
・ほかの一般土木の仕事ぶりを見てみる。