「土木監督と土木職人が融合合体!?夢のフュージョン!!」
・監督っぽい土方とは?
現場の「作業」を得意とする職人と、現場の「管理」を得意とする監督の、両方の力を兼ね備えた上級土木職人のこと。
己の力だけで、土木構造物を作り上げる能力にプラスして、写真管理や出来形管理、現場測量と、現場を管理する能力を併せ持つ、特殊な職人。
ただし、
現場のことは得意だが、パソコン操作を苦手とし、書類作成や事務管理については、全く持って役に立たない。
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- 1.職業(監督っぽい土方の仕事)
- 2.能力(監督っぽい土方の強さ)
- 3.装備(監督っぽい土方の装着品)
- 4.特技(監督っぽい土方の得意技)
- 5.特長(監督っぽい土方の性格)
- 6.転職(監督っぽい土方の将来)
- 7.総括(監督っぽい土方のまとめ)
1.職業(監督っぽい土方の仕事)
一般土木の「上級職人」の基本的な内容の解説。
基本のステータス
名前:監督っぽい土方
LEVEL:20(経験年数20年以上)
HP:50(さいだいHP:100)
MP:30(さいだいMP:100)
経験値:7300(次のレベルまであと365日)
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業界:建設業
種族:土木系(総合業種)
業種:一般土木(正式名:土木一式工事業)
職業:職人(正式名:土木一般世話役)
階級:上級の位
おもな仕事と思われる内容
【現場の作業】
一般土木の普通職人と全く同じ作業内容。それにプラスして、
【現場の測量】
土木構造物の高さを決定する、レベルを使った水準測量。
【写真の管理】
土木構造物の施工状況の撮影、クロスロッドやリボンテープを使っての出来形管理の撮影。
【出来形の管理】
土木構造物の高さ、幅、厚さ、延長などの寸法測定。
などの管理業務を行う。
【書類の作成】
そのあとの書類作成、写真整理、図面作成は監督にやってもらう。あくまで「現場の中だけ」の管理。
気になる給料の中身
【やとわれ方】
・雇用形態:雇われ社員
会社と雇用契約を結んでいる労働者。
いわゆる「雇われ従業員」のことで、一応社員ではあるが時間給で計算されるため、休みなど取りやすくアルバイト感覚でも大丈夫な存在。もちろん給料はもらえないが・・・
・賃金形態:日給制
時給制の「常用賃金」で、日給月給と呼ばれており、一日働いた時間により、一か月分の給料としてもらえる。ちなみに、残業は基本時給の1.25倍、休日夜間は1.5倍だ!
・勤務形態:時間労働
一日8時~17時までの8時間労働(休憩1時間)で、休日が日曜日だけの年52日(月4日)の休み。計算すると、年間313日(月26日)の出勤日数となる。
【きほんの給料】
・給与:年501万円(月42万円)
日給は一日16,000円の日当がもらえる。
時給にすると2,000円で、建設界の普通作業員よりはかなり高い水準の賃金(作業員の1.6倍、だがキャバ嬢よりはまだ安い)がもらえる。
計算すると、月給は月26日×16000円=42万円。年間で年313日×16000円=501万円となる。
・残業:年15万円(月1.3万円)
一般土木の場合、公共工事が主な元請け工事であるため、残業はあっても月5時間、年60時間程度で、ほとんどしない。
計算すると、年60時間×2000円×1.25倍=年15万円、月1.3万円なり。
・休出:年0円(月0円)
休日出勤や、夜間作業はほとんどない。あっても緊急災害の出動で年1回くらい。なので無視。
・賞与:年16万円(1回8万円)
ボーナスのこと。通常一般の会社では年2回の賞与があるが、ほとんど期待できない。寸志として、8万円ほどもらえることがある。
・手当:年0円(月0円)
通勤手当や携帯電話などの手当てのことで、ほとんど期待できないので無視。会社によっては通勤手当があることも・・・
※仮の給料
額面の年収532万円(月給44万円)
仮の給料とは、会社と雇用契約を結ぶ時の給料や、求人案内などに書かれている給料で「額面の給与」と呼ばれており、だいたいこんな感じになる。この金額が丸々手に入るわけでもないので、あしからず・・・
【ほんとの給料】
・天候による休み:年-19万円(月-1.6万円)
土木工事の場合、建設界最大の天敵「雨、雪、台風」があり、年間0.3割ほど現場で作業ができないので当然、休みとなる。
計算すると、天候による休みは年365日×0.3割=12日のマイナスとなる。
・連休による休み:年-24万円(1回-8万円)
1月の正月休み(5日間)、5月のゴールデンウイーク(5日間)、8月のお盆休み(5日間)の長期連休で、年間15日程度、建設業界では現場が休むことになる。
・税金による搾取:年-103万円(月-8.6万円)
社会保険や雇用保険、所得税など、国にとられる税金で、給料総額の「約21%」が持っていかれる。
※真の給料
手取の年収386万円(月32万円)
額面の年収532万円(月44万円)
年間の差額 -146万円(月-12万円)
実際に手元に残る手取りの給料は、休みや税金を差し引くと、これくらいになる。これが「真実の給与」です!!
※ケンセツクエスト調査班のかなり「テキトー」な計算方法で算出しています。悪しからず・・・
2.能力(監督っぽい土方の強さ)
一般土木の「上級職人」に必要な基本能力値を解説!
つよさ(強さ)
総合能力値:36ポイント(60ポイント中)
0■■■■■■■■■■■■□□□□□□60
「力、技、体、賢、速、心」の6つの数値を集計した総合ポイント。数値が高いほど「強い」とか「すごい」とか「かっこいい」と思われる。
ちから(筋力)
力: 7 ★★★★★★★☆☆☆
腕力の強さのこと。一般土木の普通職人と同等の腕力を持つ。力は強い。
うでまえ(技前)
技: 7 ★★★★★★★☆☆☆
手先の器用さのこと。一般土木の普通職人と同等の技前を持つ。
たいりょく(体力)
体: 5 ★★★★★☆☆☆☆☆
持久力の長さのこと。一般土木の普通職人と同等の体力を持つ。自然環境に強い。
かしこさ(賢さ)
賢: 7 ★★★★★★★☆☆☆
頭の良さのこと。一般土木の普通監督と同等の知力を持つ。図面、設計書を読解できる。
すばやさ(素早さ)
速: 4 ★★★★☆☆☆☆☆☆
機敏な動きのこと。現場での作業は、すばやく片付けなければいけない。普通の速さは必要。
こころのつよさ(心の強さ)
心: 6 ★★★★★★☆☆☆☆
精神力の強さのこと。このあたりの職業から「責任」と呼ばれる、仕事を納めなくてはいけない、心の強さが求められる。
3.装備(監督っぽい土方の装着品)
一般土木の「上級職人」が装備できる武器、防具、その他の道具。
ぶき(武器)
【手動系】
鎚属性:鋼鉄のブロック鎚
鎚属性:鋼鉄の破鎚
梃属性:鋼鉄の梃子
鏝属性:鋼鉄の鏝
【測量系】
水準属性:土木の水準器
水準属性:軽銀の箱尺
ぼうぐ(防具)
【兜系】
頭の防護:年季の入ったヘルメット
【籠手系】
手の保護:厚手の高い軍手
【鎧系】
体の保護:寅壱の高級作業服
体の防寒:寅壱の高級ジャンパー
体の防暑:寅壱の空調服
【甲懸系】
足の防護:マジックテープ式の安全靴
足の保護:土木用のスキーソックス
どうぐ(道具)
【腰袋系】
腰袋:本革製のくぎ袋
【工具系】
道具:くぎぬきハンマー
道具:工事写真用のデジカメ
道具:工事写真用のコクバン
【乗物系】
専用車:荷物が積める軽の箱バン
通勤車:派手に仮装された軽トラ
4.特技(監督っぽい土方の得意技)
一般土木の「上級職人」が、経験を積むことにより覚えるスキル・技、それと奥義。
覚えなくてはならない基本技
【管理技:設計図書】
難易度:4 ★★★★☆
道路や河川などの土木構造物を作るため、設計図面や数量総括表を読み解く技。これができないと、現場のどこに、何を作ればいいのか解らない。
【管理技:写真撮影】
難易度:4 ★★★★☆
現場監督の代わりに、施工中や完成後の構造物の写真を撮る技。
着工前:構造物を作る前の全景を撮影。
施工状況:構造物を作っている途中を撮影。
出来形:出来上がった構造物の寸法を撮影。
完成:出来上がった構造物の全景を撮影。
【管理技:出来形測定】
難易度:4 ★★★★☆
現場監督の代わりに、出来上がった構造物の寸法を測る技。
出来形展開図:高さ、幅、延長を測定し、野帳に記入する。図面を作成するためのメモ。
出来形管理図:高さ、幅、延長を測定し、野帳に記入する。一覧表を作るためのメモ。
【管理技:現場測量】
難易度:4 ★★★★☆
現場監督の代わりに、これから作る構造物の位置や高さを測量する技。
水準測量:レベルとスタッフを使って構造物の高さを出す。
基準測量:巻き尺テープやコンベックスを使い構造物の位置を出す。
できれば覚えたい特殊技
【奥義技:基準測量】
難易度:4 ★★★★☆
土木監督の代名詞でもある「TS:トータルステーション」を使った、座標計算で距離と角度を測る奥義。難易度は高いが覚えると監督からの評価は200%上がる。
持っておきたい資格術
【国家資格:2級土木施工管理技士】
難易度:4 ★★★★☆
一般土木工事の現場監督(主任技術者)ができるようになる国家資格。上級職人たる者、できれば取得しておきたい。
5.特長(監督っぽい土方の性格)
一般土木の「上級職人」の良いところ、悪いところ、建設界の階級などなど。
良いところ
・現場作業の中では、比較的エラそうにできる。
・現場の内だけの管理なので、書類作成や整理をしなくていい。
・書類を作らないので直ぐ家に帰れる。
悪いところ
・作業員時代には気にしたこともなく、経験したこともない「責任」の重さに戸惑う。
・自分で図面を見ながら作業をするので、監督に責任を押し付けられない。
社会的地位
・階級:メタルカラー(中流階級)の貧乏脱出層
一般土木の「作業系」の職業の中では、No.1を誇る現場での地位(神級職人は除く)を持つ上級職人。だが、社会的地位は、ただの土方として扱われる。
生き残り
・外国人達に仕事を奪われる確率:0%
・人工知能に仕事を奪われる確率:0%
・ロボットに仕事を奪われる確率:0%
これだけの力と技、そして知力を兼ね備えた一般土木の上級職人は、どこに行っても生き残れる。「多能工」と言う、どんな工種にも対応できる能力があるため、職に困ることはない。
あるある
・写真撮影を頼んではみたものの、カメラの取り扱いが雑。(汚れた手で平気で触るのでレンズが汚れる)
・写真撮影で、1枚とればいい写真を、多い時には10枚ほど撮る。(写真整理時に間違い探しクイズ状態になる)
・図面の取り扱いが雑。(製本した図面がアコーディオンのようになる)
・レベルやスタッフの取り扱いが雑。(かき板やスコップと同じ場所に収納される)
6.転職(監督っぽい土方の将来)
この職業を極め!進化し!転職せよ!
まずは・・・
一般土木で上級職人の【監督っぽい土方】になる。
・なる方法1:土木の現場で構造物を作り続けてきて、20年ほどの時が経つ。
・なる方法2:その間、現場監督と一緒に、数多くの測量の手伝いをしてきた。
・なる方法3:監督に、よく現場の写真撮影を頼まれていた。
・なる方法4:事務作業は苦手だが、現場作業は得意中の得意。
・なる方法5:社長から、主任技術者ではないが、現場を任せられる。
そのあと・・・
修業を行い、上位の職業である神級職人の【伝説の土木棒心】に進化しよう!
・なれる条件1:気が遠くなるほどの、長い長い実務経験を有する。
・なれる条件2:何事にも動じない「鋼の心臓」を手に入れる。
・なれる条件3:会社の中では、一番の年長者だ。
さらに・・・
さらなる高みを目指し、ほかのジョブへと転職!!
・おススメの転職先1:【一般土木の監督】への道。現場「作業」の仕事から、現場「管理」の仕事の仕事へ転職する。
7.総括(監督っぽい土方のまとめ)
そうかつという名の感想。
まとめてみた。
一般土木の上級職人・・・
現場にとって、なくてはならない存在で、監督にとっても、かなり助かる存在でもあります。
この人たちのおかげで土木の現場は回っていると思うと、ただただ感謝するだけです。
ですが、
ギャンブルなどの遊戯行為は、お金が減るので控えめに・・・
融。
・一般土木の会社の中を見てみる。
・ほかの一般土木の仕事ぶりを見てみる。